昨日は・・・
前の記事では、たくさんのイイね!戴いちゃって何だか吸いません。
書いた本人がこんなこと言ってはイケないかもしれませんが、ボクの単なる覚書なんかにイイね!をたくさん戴いちゃうのは申し訳ないんで、ちょっとだけ説明します。
作った仕掛けは「イカの直結仕掛け」というものなんですが、少しでも仕掛けを手繰るときに緩めてしまうと、イカが仕掛けから逃げちゃうんですね。
なので、手順よく10本近くの仕掛け(角)を絡まないように手繰り寄せるには、
幹間(イカを引っ掛ける角と角の間隔)がボクのリーチの届く範囲でないと具合が悪いんです。
では短ければ手繰り寄せやすいから良いのかというと、角と角の間隔が短いのだと、イカが敬遠しやすいということで、調べてみると一番イカどうしの干渉がなくてよい間隔は130㎝なんだそうです(マルイカの直結仕掛けだと1mで大丈夫なんですけどね)。
ボクのリーチがギリギリ128㎝なんで、その間隔にできるのがよさげだということですね。単なる覚書です(汗)
じゃ、9月15日の釣りの話です。
着いたのは4時30分頃で、ちょうど宿が開いたころです。船の座席は同行のイカ先生に取ってもらいましたm(..)m
ここだったら、家からも近いし前泊という手もありそうですね。
平日というのにお満船でした。昨日7-72杯と比較的釣れたんで、人気だったのかもしれないです。
愛想の良い女将さんが「行ってらっしゃーい」と声をかけてくれて、出船したのが5時55分頃。
ボクのトモよりの2人はイカ釣り教室で参加です。つまり船長さんがいろいろ指導してくれるわけです。
ご挨拶すると、スルメは初めてということなんですが、実はボクもスルメイカ狙いの釣りは初めてなんですね。
ボクの目的としては、スルメイカの直結釣りの概要を覚えたいということで、今日は先生にイロイロと勉強させてもらっちゃおうかな~というノリです。
道具ですが、ロッドはダイワのヤリイカ専用竿、リール3000XHPE3号300m+α、探見丸カラーを使用。それとロッドキーパーは必須みたいです。
仕掛けは直結10本(11、14㎝角を使用)から始める。投入機を2つ使用する。
釣り開始は7時ころには始まっていたと思いますが、船中釣れているのはミヨシの何人かベテランの人が釣ってるくらいで、ほぼ全員お凸です。
探見丸を見ると小さい群れに当てている感じです。
というか、そういう群れ位しか探見丸に見えてません。
ところが、その後も周りでもなかなか釣れてません。先生はポツリポツリ釣ってた気がします。
ボクは探見丸の反応と船長の指示だな(確か水深123mのところ、。110mが棚)に合わせて、誘いでヒット
・・・したこともあるんですが、しかし、引き上げてみるとバレていたしorz
こんなのが2回くらい。
その後、痺れを切らして先生がブランコ仕掛けに変更するも、空の反応・投入が続きます。しばらくは誰も釣れず、ボクも11時台にちょっと釣れない間にトイレに行きたくなり船尾に行きます。
ところが、トイレの中にいる間に船長の「どうぞ入れてください」の声が聞こえるも、席に戻りたくても戻れず。大変もどかしい状態が
悪いことに、これまでは空の反応ばかりだったのに、この時に限って先生が4連多点掛けで取るなど、周りでも釣れていて、アタリの群れでした。
なんという、間の悪さ
そして、11時になってやっと小鯖1匹が釣れた。万が一、何も有機物なるものを持って帰らないと、ヒジョーに寂しいので、持って帰ることにする(汗)
もう、今日は完ボだと、うすうす感じていましたね
先生にも「今日はあきらめました」とか言っていたけど、やっぱり何もせずに討ち死にでは寂しすぎるので、いろいろ昨晩から考えていたことを実行する。
○一番最初にやったのが、直結仕掛けからブランコ仕掛けへの変更
これは、先生がやっていられたんで、マネなんですw ただ、この時の教訓としては、ヤリイカがかなり多かった感じで、そうなると直結仕掛けでヤリイカを取るのはかなり至難の技なんで、サバがいなければブランコ仕掛けへの切り替えは必要みたいですね。
○ブランコ仕掛けについているプラ角の入れ替え
昨日、仕掛けを作りながら思ったことは、マルイカだとスッテの入れ替えが楽になるように、専用の金具をつけるのですが、ヤリイカやスルメイカだと金具っぽいものを入れないのが常識らしいんですね。
なので、予備のプラ角(11㎝)にあらかじめ枝ハリスを付けた状態で用意しておきました。これなら、回転ビーズの横穴に枝ハリスを入れて結びだけですからカンタンです。
ただし、これで効果があったのかは不明なんですケドw
○錘のチェンジ
錘は120号を使うんですが、最初は失くしたときのダメージを考えて安いものを使用していました。
ところが、先生の仕掛けの着底から遅れること5秒以上たって着底するんで、全く着乗りが取れないんですね。
最初右の錘を使ってました(120号)。それをスカリー(左の赤い錘)に変えたところ、先生より若干着底が遅い程度で、この程度なら戦えます。
教訓としては、浅場なら着底速度なんか大して問題ないですが、やっぱり100mを超えるような場所の釣りは、少しでも落下速度が早くないとダメってことですね。最後の最後でわかってきました。
そうなると落下速度の速いリールを使うか、落下の速い錘を使うくらいしか手がありません。
マルイカでさんざん経験してきたんですが、スルメ・ヤリイカも同じようなことが言えるみたいな気がする。
(釣り実況の続き)
12時30分すぎて、船長城ヶ島を諦め、長井沖(カメギ?)に転進してから良い反応が見られるようになってきたが、ボクには釣れず。
ついに、1時。時間的に最後の流しになってしまった
ところが、この流し、探見丸でみると最初こそ大した反応ではなかったのですが
反応そのものに当てるつもりで、底まで仕掛けを落とさず、121m水深の110mちょいのところに仕掛けを入れて数回誘いを敢行・・・
ズドンと乗りました
2杯とれた。すぐに仕掛けを投入しなおして、2連続で回せましたが・・・
3回目の流しで間違いなくイカのアタリに合わせられましたが・・・・また魚っぽいのに食べられちゃいました がっかりです。
でも、まぁ何とか最後の最後にお凸は逃れましたねf^_^;
しかし、やっぱり重い錘を使ったイカ釣りは初心者のボクには難しかったです。
やっぱりマルイカ釣りとは少し違うよね(汗)
もう、この日はお凸だと思っていたから、まぁ良かったんですけどね、ただ、スルメ直結釣法はできずじまいでした。
先生からもイカのお裾分けを戴きまして、ありがとうございました。
スルメは内臓を取ってから海水で洗って、外干しにしてから・・・
頃合いの火加減になるように炙る。あまり火を入れすぎると硬くなるんで、頃合いの焼け具合が大事ですw
それを一口サイズに切り分けて、七味唐辛子をまぶしたマヨネーズを添えます。
う・ま・い です~ヾ(@^▽^@)ノ
どうも、ボクはスルメの真価を見誤っていたみたいで、肝を使った料理もスルメの特徴をイカした料理なんですが、こうやって新鮮なものを干して焼くという単純な料理ではケンサキやヤリイカより上かもしれない。
野趣に富んだ味というのかな
もっとスルメを釣りたいですね そのためには、またスルメの季節にイカねば。