絵画にしても、音楽にしても、日本人はオレンジ色を表現するのが苦手? | アマデウスが風の街より南風に載せて情報発信♪

絵画にしても、音楽にしても、日本人はオレンジ色を表現するのが苦手?

先日はイーグルスのホテル・カリフォルニア、ライブバージョンを記事にアップしました。

私は音楽を聴く場合、その楽曲を支配している「色」について考えます。

もちろんすべての楽曲がひとつまたはふたつ位の色で支配されているとは限りません。

色んなものが混ざり合い複雑に交差していて、楽曲の持つ色を決めることができない場合がほとんど。


でも中にはあるでしょう。この楽曲ならば絶対この色って言える場合がたまにあるものです。


ではイーグルスのホテル・カリフォルニア、何色だと思いますか。

私は絶対オレンジ色の夕日色だと思います。(赤でないところがミソ)


それでもう一曲、
オレンジ色の夕日を見ることができるラテンナンバーを記事にアップしようと思います。

Kaoma - Lambada


ところで日本人ってのは赤とか青とか緑などの原色を表現するのは得意だけど

黄色とかオレンジ色なんてのは苦手なのではないでしょうか。

黄色はまだいいです、とかくオレンジ色となると赤と混同しやすいのでは。

そういえばこのブログの読者様のひとりにオレンジ色を得意とし多用する画家さんんが

いらっしゃいました。でも彼のブログをずっと読ませて貰って思ったのです。

彼の感性は日本人離れしている、それどころかとてもイタリア的だと。


ではここでカオマのランバダを日本人がカバーするとどうなるのか。

オレンジ色が薄らいで赤が強くなってしまっているように思いませんか。

カバーしたのは石井明美、楽曲はオレンジ色でも彼女の赤が強すぎて

オレンジ色から遠ざかっていくように思いませんか。


彼女の演奏だけを聴いていたならば、十分オレンジ色を感じることができますが

オリジナルを聴いた後に聴くと、どうしても赤を強く感じてしまうのは私だけでしょうか?


因みに私もオレンジ色を扱うのが下手な、典型的な日本人です。


ではここで石井明美のランバダを聴いてみてください。

AKEMI ISHII LAMBADA - ランバダ・石井明美 1990


オレンジ色を表現するのに
何が足りなかったのでしょうか、
やっぱり光・・・それとも黄色かな?

P.S

おくればせながら、みなさま

あけましておめでとうございます