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平成二十三年 あけましておめでとうございます

毎年日本人であることを忘れないために、
正月には純邦楽から名曲を一つ聴いて頂く企画、
今年で四年目となりました。

いつもなら一月一日にこの記事を書いているはず、
今年は少し風邪気味のまま伊勢神宮(外宮)にお参りし、
天照大神様を拝んできました。
帰宅してからも風邪気味で寒気が止まらず、今元気になったところです。

さて四年目の今年もやはり筝曲に決定。
しかも一番月並みな楽曲、一小節で曲名が分かってしまう有名すぎる楽曲です。
でも新年を迎えるには一番相応しいと言っても過言ではないでしょうか。

では聴いて下さい。
宮城道雄の「春の海」を筝と尺八の二重奏で。
*筝と尺八の二重奏が原曲の楽器編成となっています。

春の海

展覧会 こうぶんこうぞう1:赤~時空を越えた歴史ロマンⅡ~

日の本に位置することで名付けられたと考えられる日本と言う国名。
この国名の中に入る日という字と国旗の日の丸、日本は、「日」つまり「太陽」と
切っても切り離せない深い因果関係にあるのかも知れません。

またかの有名な天照大神も「太陽神」でした。

この「太陽神」という言葉に時空を越えた歴史ロマンを感じずにはいられません。
なぜならば、太陽を神と崇める国は遠い過去に、もうひとつ存在したからです。
その国の名はインカ帝国、13世紀に成立したクスコ王国を前身とし、最盛期の民族の数は80、
人口は1,600万人、現在のエクアドルからペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチン、コロンビア
まで広がっていた巨大王国でしたが、1533年、残念なことにスペインによって、その文明の痕跡
さえも失うまでに滅ぼされてしまいました。

インカ帝国は、エクアドルを中心に、ケチュア族によって
作られた国なのですが、その前身は移民したアジア系民族であると言われています。
だからでしょうか、南米のフォルクローレ系の音楽を聴くと、懐かしさを覚えます。
もしかしたら遠い日本人のルーツと同じ民族なのかも知れないですね。

さてここで太陽のような存在感を放つ画家「こうぶんこうぞうさん」を紹介したいと思います。

こうぶんさんのいくつかの作品は、熱く燃える太陽ではなく、人の心をそっと温めてくれます。
特に赤系の色を使った作品からは、赤外線でも出ているのかと思ってしまいます。
人の心の奥に届く赤外線とでもいいましょうか、とにかく何となく心が温まるのです。
因みにこうぶんさんは、子供は神から授かった子なのだから、神の子と言っています。
この言葉を聞き、私の子供を見る視点がずいぶん変わりました。

●作品を提供して頂いたこうぶんこうぞうさんのブログはこちら「こどもの瞳」です。
*2011年4月1日(金)~4月10(日)新宿早稲田ドラードギャラリーにて個展の開催予定。
 個展タイトルなど詳細は決まり次第ブログでお知らせするそうです。
 (なお仮タイトルは「こうぶんこうぞう・赤の世界」)

あかね色のstory
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海の精の祈り
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神の子
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さあみなさん、こうぶんさんの作品の鑑賞はおわりましたか?
ではいつもの如く、音楽と絵画のコラボレーションを始めましょう。
今回用意した楽曲はすべて南米に関係したものです。と言ってもいわゆる
サンバやボサノヴァと言ったラテン音楽と呼ばれるものとは少し離れた音楽です。
前置きで語ったインカ帝国と太陽神に、できる限り近付きたいと言う思いから
次の3つの楽曲演奏をYouTubeで選んでみました。

*前回紹介させてもらった崇尾青見(Takao Kiyomi)さんとこうぶんこうぞうさん、
 ふたりはある意味太陽神そのものなのかも知れません。

こうぶんさんの絵には
太陽神の国であるインカ帝国の壮大な祭りへと導く不思議な力があるようです。
この不思議な力を借りて、クスコの祭りへと時間旅行をしてみませんか。
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太陽とアンデス山脈
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さあみなさん、時間旅行の終りです。

でもタイムスリップしたまま現在の日本に戻れないでいる方はいませんか?

見れば3秒で現在の日本に戻れる絵を用意しました。

この絵はこうぶんさんが絵本作家をされていた頃の作品です。

こうぶんさんの絵をピアノに例えるなら、この絵は、愛くるしく素朴な音を出すフォルテピアノです♪
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展覧会 崇尾青見(Takao Kiyomi)1:赤~時空を越えた歴史ロマンⅠ~

日本の伝統音楽を聴き、歴史に秘められたロマンに身を委ねる。
これは日本の伝統音楽を聴く者に限らず、音楽を聴きく者にとって
最高の贅沢のひとつであると言える。

日本最古の音楽と言えば能楽と雅楽、どちらも歴史ロマンあふれるものであるが、
歴史は意外と浅く、今から約1300年の飛鳥・奈良時代である。

もっとその先の時空を越え、歴史ロマンの旅をしたいと思いませんか?

今日はそんな思いに間違いなく応えてくれる絵画を紹介します。

時は、弥生時代をも飛び越えた6500年程前。
所は、日出る国の富士の麓にやってきて宮殿を作った神々の地、高天原。

神話の世界の時空を越えた歴史ロマンの風を感じて下さい。

都会のアスファルトとコンクリートで痩せ細ったあなたの心を
必ずや癒し、浄化してくれることでしょう。

晄燿Ⅱ
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高天原
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光輪(静寂)
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●作品を提供してくれた崇尾青見(Takao Kiyomi)さんの
ブログはこちら「 天上の美・TAKAOのつれづれブログ」 ホームページはこちら「Gallery TAKAO」
*HPの方は工事中ですが、今後作品発表の場は、HPへ移行して行くそうです。
 また作品を絵ハガキにした小品も販売しています。


今回の絵画と音楽のコラボレーション、能楽や雅楽も考えましたが、
やはり作品を提供してくれた画家さんと同時代の音楽をという思いから、
次の3つの楽曲を用意してみました。

いちど絵画鑑賞を終えた後、音楽とコラボさせ、新しい何かを創造してみて下さい。
 
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展覧会 七宝焼・彫金アーティスト1:赤~薔薇の気品と倍音効果~

長い間モーツアルトを聴いてきて培った、心の中で起こる倍音効果。
これはモーツアルトを聴いた時にしか、起こり得ないと思っていた。

しかしそれは間違いである事に、ある作品と出会うことで気付かされたのです。


今から紹介する作品は絵画ではなく七宝焼と言う物ですが、
七宝焼の枠を超えた芸術性を強く感じずにはいられません。

初めて彼女の作品を観た時、頭の中にモーツアルトが閃きました。
彼女の作品の中には、モーツアルトの何かが存在するのです。
けれどその何かを言葉にすることができませんでした。


それから暫くして、彼女が七宝焼を継ぐため退社することになり、
会社の同僚たちへの記念にと、ペンダントをたくさん作りました。
20個のペンダントを並べて撮影し、ブログに画像をアップしていました。

その画像を観た時、
心の中の風ぐるまが一斉にまわりだし、心の中の風りんが一斉に鳴り始めた。
この感動はモーツアルトを聴いた時に心の中で起こる倍音効果に似ている、いや同じだ。
そして彼女の作品の中にあるモーツアルトの何かとは、倍音効果であると確信したのです。

このたくさんの作品を並べると言うことは、
貼り絵や切り絵に通じるところがあり、
かつてはこれに近いことをゴッホが行っていました。
ゴッホはタンギー爺さんの背景に、以前描いた絵を、散りばめる様に描いています。

ではまず私の心に倍音旋風を巻き起こした20個のペンダントをご覧下さい。
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ここで一つの疑問が!
並べられた20個のペンダントから生まれる倍音効果、
もしかしたら一つ一つの作品の中でも起こりうるのではないか?
このことを確かめるためには、アップで撮影したペンダントが観たい。
残念ながら20個のペンダントは、彼女の同僚たちのもとにあります。
もうこのペンダントをアップで撮影した画像を観ることはできないのか。

なんて思っていたら以心伝心でしょうか、
新しい作品をアップで撮影し、ブログに掲載して下さいました。

●作品を提供してくれた七宝焼・彫金アーティストさんのブログは
 こちら「ぜったい継ぎます! 七宝・彫金教室  応援してね! くっきーず」です。

なんと言う気品と、愛くるしい花びらの曲線美なんでしょう。
凛と張り詰めた赤を、白い花びらが優しく支える。
そして一つ一つの花びらが起こす倍音効果は、モーツアルトの室内楽。
*因みに赤の釉薬を美しく焼きあげるのは、とても発色が難しいそうです。
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では、作品と用意した音楽とのコラボレーションを行いたいと思います。
単独で作品を鑑賞した時とはまた違った何かを創造してみて下さい♪
*お知らせ:著作権の関係で2つの動画が消えてしまったため、新しいものと入れ替えました。
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展覧会 如月愛2:赤~あかねトンボと水色の風~

あなたが涼しいと感じる季節はいつですか。
そして、どんな時に涼しさを満喫できますか。

わたしが涼しいと感じる季節は、
「夏あかね」が消え「秋あかね」が出て来る頃、つまり秋。

しかしながら、
夏空に飛び交うあかねトンボ、秋空に飛び交うあかねトンボ、
どちらも本当に気持ちよさそうに飛んでいます。

風と戯れるように飛び交うあかねトンボ、
見ているだけ爽快な気分にさせてくれます。

そして、風を感じる時、気分は水色。

如月愛さんが絵描いたトンボが、みなさんに水色の風を届けてくれました♪
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絵を提供してくれた女流画家・如月愛さんのブログ「五年絵日記~筆箱と一緒に」はこちら

それでは今から如月愛さんの絵画と音楽のコラボレーションを始めましょう。

これから流す3つの音楽はBGMではありません。

目的は絵画と音楽のコラボレーション、新しい何かを創造して下さい。

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