「鉄は熱いうちにファイエル」
ちなみに「ファイエル」とは銀英伝で帝国軍が砲撃するときの号令。
たぶん「fire」が語源なのでしょうな。
(近頃はFIREといえば早期リタイアを指すようですが・・・)
「撃て!」の意味でしょう。
(自由惑星同盟軍は普通に「撃て」と言っています)
鉄は熱いうちに、は「打て」ですけどね。
まあ「うて」つながりで使っちゃったんだよ、笑笑
そしてこれからも使い続けるのだ!
ファイエル!!
と、某限定記事よりコピペ。
だって「ファイエル」って何のことだか分からないもんね、笑
さて、頑張ってファイエル(←もう意味が違ってきているような・・・?)
1月22日(日)
今週は宗匠宅の初釜だった。
東京からいらっしゃるF本さんと新幹線内で待ち合わせ。
静岡からいらっしゃるK井さんも同じ新幹線だと伺っていたので、京都駅のホームで合流。
地下鉄の駅でS井さんとも合流していざ初釜へ♪
受付をして、寄付きのお部屋へ通る。
正客は決まっていない。
まぁ、ここは順当にいって、SさんかS井さん、S藤さん、T田さん、というところだろうが・・・。
若先生が、
「今、寄付きにいる人で正客決めてください」
とおっしゃる。
寄付きにはSさん、S井さん、S藤さん、K井さん、私の五人が先に入っていた。
あとの方々は記帳したり、お荷物をまとめていたり、まだ寄付きには入っていらっしゃらない。
「どうします?」
「ジャンケンかな?」
「勝った人?負けた人?」
「負けた人だと罰ゲームみたいだよね」
「やっぱり勝った人でしょ」
先の記事のOTOMEさんのお言葉に従って、ジャンケンに勝ったら素直に正客を引き受けよう!うん!
と、なーごにしては意欲的(←エライっ!)
「じゃ、行くよ」
「最初はグー」
「ジャンケンポン!」
なーごはチョキ。
皆さまはグー。
「やったー♪勝ったー♪」(←エラくないっ!)
いや、気持ちは分かるが・・・。
なーごよ、アンタ、ジャンケン的には負けたんだよ。
ということで、ジャンケンにめでたく勝ったSさんがお正客。
棚は袋棚。
お道具類を詳しく書くのは控えるけど、主茶碗はお家元に箱書きを頂いた瀬戸黒を初使いだったそうで。
濃茶、続き薄茶と美味しく頂戴しました♪
主菓子は常盤饅頭・某庵ver(亀屋良永)
お正月の主菓子としては「花びら餅」が有名ですが、表千家のお家元では碌々斎が好まれたという「常盤饅頭」というお菓子が使われるそうです。
外は普通の白い薯蕷饅頭で、中の餡が鮮やかな緑色なのだとか。
白い雪の下には若草が萌え出でるのを待っている、というイメージらしいです。
(画像では知っているけれど、食べたことはない)
某庵verの常盤饅頭は、外の皮が薄い緑色で、中の餡は普通のこし餡なのです。
これはお家元にご遠慮して作られたのだと伺っています。
奥床しいお菓子ですね。
ほんのり温かく、添えられた大徳寺納豆の塩味が良い塩梅でした。
(蒸した薯蕷饅頭は皮がはがれやすいのだ)
(お寺の初釜でいくつか台無しにした記憶が・・・テヘッ)
某庵の奥ゆかしさも良し。
お家元をリスペクトして、同じように作るも良し。
はんなりとした花びら餅を用いるのも良し。
他のお正月らしいお菓子を用いるのも良し。
お正月っぽくなくても、心を込めてお客様のために用意するならそれも良し。
「狭いお茶をしたらアカンで」
いつもいつも、宗匠のこのお言葉が心にあります。
あらら。
お菓子の話を熱く語ってしまった。
食い意地が張ってるわね(笑)
食い意地ついでに、お点心は「阿古や」さんでした。
美味しかった~~♪
し・あ・わ・せ~~~♪
福引きは・・・、
而妙斎宗匠の御扇子♪
「無尽蔵」の語で時知らず。
いつでも使えるけど、もったいなくて使えるかなぁ(笑)
(貧乏性につき)
初釜のあとはF本さんと京都デート。
一保堂さんで薄茶を購入。
それからお道具屋さんに寄ってお買い物。
私は御本立鶴の筒茶碗を買った。
今度のお稽古で使おう。
それから大丸に寄って、お干菓子やらを購入。
私は生徒さんへのお年玉(?)にこんなものを買いました。
いる
張り子のうささん。
中に可愛い飴ちゃんがはいっている。
食べ終わったら小物入れにもなるんだよ♪
それからカフェでお茶して、京都駅の松栄堂さん(薫々)に寄って、新幹線の改札を通る。
そしたら、
「停電の影響により、新幹線に遅れが生じております」
というアナウンスが!
「はぁ~~~?またぁ~~~~???」
と、文句ブーブーの私。
実は昨年12月18日の停電の時も京都にいたのであった。
あの時はお稽古が終わって5時頃京都駅に着いたのだけど、5時に運転再開だったからホームは大混雑。
自由席予約して、指定席のデッキに立って帰ってきたのだ。
今回はどうやら3時前には解消したみたいで、私たちが予約していた列車に影響はほとんどなかったけどね。
名残りは尽きませぬが、またご一緒できる日を楽しみに。
楽しい京都の一日であった。