学習発表会を見に行くか

当日の朝まで悩んでいた



はじめての授業公開は
まだ普通級にいて

あまりの周りとの差に
最後まで見れなかったし

もう二度と行くかと
思ったほどだった


発表会もそうなるのではと
感じていた


でも
夫はもちろん楽しみにしていて
ビデオカメラを準備していた


その姿を見て、
そうだ発表会は
本来、楽しみなものであるのだと
思った


だから見に行ったけれど。


支援級の発表会より
保育園の発表会の方が

感動した。


これでいいのか。

支援級だから?


なんとも言えなかった。



これが六年生まで続くの?


なんの拷問だろうか。


夫も
ショックを受けていた

劇の内容もさることながら

2人はずっと挙動不審で
多動爆発という感じ。


さすがの夫も
『俺、来年は見なくていいかな…』と
終わった後つぶやくほどだった。

私も、同じ意見だった。

授業公開にもう行きたくない、と
言ったあのときの私の気持ちを

夫は理解したようだった。


支援級だと
頑張らせてもらえないのだろうか


それとも
本当に
あれしかできないのだろうか


日々の子供の成長を
見れるのが運動会や発表会であるが


すっかり意気消沈し
私たち夫婦は帰宅した


先生たちは
『頑張ってましたねえ!!!
よくできてました!!!』

なんて言っていたけど。


そうですかね…としか返せなかった


こうして周りとの差を
浮き彫りにされるイベントに
行かねばならない

当人たちは
頑張っているのだから。


実子が小学校に入ったら
楽しみになるのだろうか。



たった10分足らずの劇だった。

まわりは
微笑ましく観ていた気がするのに

私は
上手に褒めてあげられたかは
自信がない。


こういうのも
少しずつ

受け入れなきゃ
いけないんだろうな。