エリーちゃんがやってきた | エリーと私

エリーちゃんがやってきた

今朝、遅めの出勤時間で仕事に行く支度をしていたら、モーニングにでも行っていたかと思っていた母が帰ってきて、何やら赤ちゃん言葉で誰かと話していました。


今日は妹の子供は、泊まりに来てなかったし誰かなとおもっていたら、私の部屋の前まできて、「ほら」とその子を促しました。


すると、フローリングの床を爪でカチャカチャ鳴らしながら、アンと同じブラックタンのM.ダックスがおずおずと部屋にはいってきたのです。


何の前触れもなかったので本当にびっくりしました。


亡くなる前のアンと比べれば、毛並みも艶も、目の色も真っ黒でとても綺麗な子でしたが、赤ちゃんというには、結構大きく、成犬のようでした。


名前はエリーちゃんだそうです。


朝は、仕事に出かけてしまったので、ゆっくり挨拶する時間がありませんでしたが、夜帰ってきて、いつもアンにしていたように、「ただいま~おりこうにしていた?」と声をかけ、オムツをはずして、庭へ散歩にでました。


エリーちゃんは、声をかけた程度では、まだびくびくしていましたが、オムツをとった瞬間に、とても嬉しそうにしっぽを大きく振って、私に身体をくっつけてきました。


そして嬉しそうに外へでました。


アンはリード無しでも一人で庭を散歩してましたが、エリーちゃんは道路に飛び出さないようにリードをつけたまま。

でも、とてもおりこうで、私の言うことをよく聞いて理解しているようです。


そして、アンが眠っている、花壇に挨拶をしました。

アンがでてきて、エリーちゃんの匂いをかいでいるような気がしました。


それから、たまたま隣の家のパピヨン君が垣根越しにこちらを見ていたので、挨拶をしました。

アンはそっけなかったですが、エリーちゃんはしっぽを振って愛想がよかったです。


家に戻って、ご飯をあげました。

18日の命日に、久しぶりに、アンにあげていたご飯とおやつを買ってきていたので、それをあげました。

とても喜んであっという間に食べてくれました。


たった30分たらずのことなのに、もう、すっかり慣れて、ひざに乗りたがったり、抱っこをせがんだり、まるでアンのようでした。


夜寝る時に一人にしても、無駄吠えもせず、落ち着いて一人でじっとしていました。



アンのかわりではないけれど、エリーはエリーとして、アンにしてやれなかった分も含め、これから沢山の愛情を注いでかわいがって行きたいと思います。