jaxa オープンキャンパス 第一会場 「はやぶさ」
相模原博物館の、はやぶさカプセル展示と、映画を観てめいっぱい感動した後は、道路挟んで向かいにあります、jaxaキャンパスへ入り、第一会場のはやぶさ展示を観てきました。
これは博物館です。
jaxaの正門。
キャンパスは、緑がたくさんあって、暑さも少し和らぎます。
その前に、おみやげを山ほど買い込みました^-^
どこも行列ww
レジも小雨に打たれながら、かなり待ちました。
何を買ったかと言うのは、このシリーズの一番最後にご紹介したいと思います。
ところで、復習を兼ねて、はやぶさ(の模型)はこれです。
まあ、人工衛星って似たようなものかもしれませんが。
しっかり目に焼き付けておいてくださいねー
第一会場は実物大の模型がでーんとおいてありました。
さて、ここからちょっとマニアックな写真です。
これは、本体下部です。
三つのターゲットマーカーがありますね。
世界中からのメッセージがこの中におさめられてるのです。
イトカワのサンプル採取場所を決める際、ターゲットマーカーを惑星表面に投下して、はやぶさが着陸する時にそれを目印にして降下したのです。
このアイデア、感動ですよね。
世界中からの声が、はやぶさを「ここに降りておいで」と誘導することになったのですから。
これは、イトカワに着陸して、サンプルを採取するためのサンプラーホーン。
どういう方法で採取するか、色々研究したチームの記録を読むのも面白いです。
下部の全体が収まるように撮ったものです。
どこから見ても、さまざまなセンサーがついています。
逆光で見づらいですが、はやぶさのイオンエンジンです。
イトカワ着陸の際のトラブルなどによるキセノンガスの燃料漏れと、スラスタ異常のため、燃料タンクとスラスタの連結を変えてエンジン一つだけで地球に帰ってきました。
因みに、今、宇宙を飛んでいるIKAROSUは太陽風だけで飛行できる事を実証するための実験機だそうです。
キセノンガスも少量の燃料で長く飛ぶ事ができるので、本体の重量をかなり軽減できるというメリットがあるそうですが、太陽風は燃料自体が必要ないので、(まず、ロケットで宇宙へ連れてってもらわないと無理なんでしょうけど)本当にヨットとか、凧のようなイメージなんでしょうね。
速度は最初はゆっくりだそうですが、太陽風を受けてどんどん加速していくので長い航海ではこちらの方が早く目的地に到達できるのだそう。
そして、こんな貴重なものをみつけました。
ホワイトボードに何やら書いてあります。
一体何?って見落としてしまいそうですが。
これは2010年6月14日の、はやぶさ大気圏突入の際の、経過記録(っていうのかな)でした!
その場の緊迫感が伝わってくるようで、ドキドキします!
消さないで残してあったんですね。
そりゃあ、絶対消せないでしょう~~~~~
インクが消えない様に、永久保存してほしいくらいです。
これは、イトカワにはやぶさの影が映った写真を再現したものです。
赤い←の先にある、H形の影がそうです。
イトカワに本当に到達したかどうかは、はやぶさから送られてくるデータでしか、確認できないのです。
これは、太陽の光を背中にしたはやぶさが、イトカワに影を作ったことで、本当にここまできたんだなーってわかる唯一の証拠写真です。
これは、カプセルがオーストリア オーストラリアのウーメラ砂漠に着陸した際の記録です。
パネルをそのまま撮りました。
はやぶさカプセル見学って前のブログで書きましたが、何かというと、この現物を観てきたのです。
大気圏に突入して焼け焦げたもの、そのままでした。
だから、ドキドキするんですよ~
最近バタバタしてますので、更新は間が空くかもしれませんが、次回も楽しみにしててくださいねー