心の相談士 小林英司です。


更新が遅れてすみませんでしたm(_ _)m


今日は一昨日のイベントで起こった事も踏まえて、承認について


話をしていこうと思います。




まず承認の成り立ちについて説明をしていきます。


これを読まれている方は、承認って何歳くらいから必要になると


思いますか?


ちょっとここで考えてみてくださいね。


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物心ついた時?思春期の時?成人になってから?いつの時期か


想像しながら様々な時を考えたと思います。


実際にどう感じましたか?


承認が必要になる時期は、うえにあげたどの時期とも全く異なります。


実は、承認は人がこの世に生を受けた時から必要になるものです。


これから時系列で説明をしていきます。




0歳~3歳まで


三つ子の魂百までという言葉があるとおり、物の考え方や本人の心は


この時期に経験する、親や周囲の人間の接し方や環境によって


その人の性格や存在等が決定されると言われています。


この時期に親や周囲の人から、前回話をした存在の承認や


気持ち・考え方・行動の承認をされることに大きな意味を持ちます。


この時期に受けた刺激は、良くも悪くも人生が終わるその瞬間まで


影響を受けることさえあります。




親や周囲の人達から、たくさん承認を貰っている子供は、


自分や他人を承認することはとても大切で気持ちがいいものだと


頭の奥底に記憶として残します。




逆に、親や周囲の人達から承認されなかった子供は、


自分はこの世にいてはいけない人間、また他人を嫌い


誰も信用する事ができないと頭の奥底に記憶として残します。





4~10歳まで


この3歳までの記憶を基にして、4歳~10歳までは自分が今まで


経験してきた出来事や物事が正しいということを強化するために


日々の生活を過ごしていきます。


ここで注目するのは、3歳までに記憶した出来事や物事は、


子供だった本人は全く覚えていないということです。


よく無意識に考えたり、行動してしまうということがありますが、


この3歳までに体験した記憶が作用して、考えたり・行動してしまう


ということになります。




すると、親や周囲の人達から常に承認を受けていた子供は、


存在の承認を軸にして様々なケースでの気持ち・考え方・行動の


承認を、自ら学び自分なりの形で繰り返し習得をしていきます。


もちろん、本人からしてみれば承認する事が当然なので


無意識的に常に承認をしている状態ですね。


この4~10歳までの体験で承認することへの体験と、自分の気持ち・


考え方・行動を全てセットにして記憶の強化をしていきます。





反対に、親や周囲の人達から承認を貰えなかった子供は、


自分はダメな人間だということを常に思いながら生活をしている為、


失敗すると自分は何をやっても失敗をしてダメな人間だと


思い込みます。


もし失敗せずに仮に成功したとしても、こんなの偶然だと考えたり、


成功しようとする寸前でわざと失敗をするように


仕向ける事さえあります。


成功すると、自分の今までしてきた経験が無駄になると


思い込んでいる為です。


そして、自分をダメな人間だと思い込んでいると、他人の失敗や


ダメな部分にも過敏に反応するので、他人の失敗やダメな部分を


喜んでしまう事さえあります。


そういった自分の失敗した体験やダメな部分と、


他人の失敗した体験やダメな部分をセットにして記憶の


強化をしていきます。




11歳~人生の終わりまで


この10年間の体験によって、自分自身の存在意義や気持ち・考え方・


行動の全てが人生が終わるその瞬間まで影響していきます。




何をやってもそつなくこなして優秀な人は、一見完璧な人間に


思えますけど、必ずたくさんの失敗をしています。


失敗をする度に、自分や他人を承認して力を合わせて


乗り越えてきたからこそ、成功して優秀な人として世間が


認めているのでしょうね。




何をやってもうまくいかない人は、常に自分はダメで、


生きている価値のない人間だと考えて自分の事を


常に嫌っています。


他人の事も、自分ができなかったから相手もできないのは


当然と考えて、相手の失敗を喜びます。


もし自分が失敗をして他人が成功しようものなら、


相手の成功を憎み・嫉妬するのと同時に、


できなかった自分への苛立ちや憎しみを感じながら


人生を過ごしていくことになります。


ちなみにこういった物事や出来事が重なっていくと、うつ病や


精神疾患を発症するリスクがかなり高くなります。




承認について、簡単に説明するとこういう感じになります。


深く話をすると、ブログのページが50とか100くらいになってしまい、


いくら時間があっても足りないので簡単な説明でまとめてみました。




ここまで書くと、子供時代に承認されなかったからといって


自分の人生はもうダメだと思い込んでしまうことは非常に残念ですし、


もったいないことです。


今の時点で自分や他人の承認ができなかったとしても、決して人生を


諦めないでください。


人生は変わろうと思った瞬間から変わり始めますし、必ず変わることが


出来ると確信して言えます。




過去に話をしましたが、こんな事を書いている僕でさえ、


人とコミュニケーションを取ることが苦手でしたし、


両親を心の底から憎しみ、人間は誰でも信用できない、


自分は一人で生きていくと決めたほどの人間ですからね。


常に人に対して敵意をむき出しにして、写真のような笑顔の


自分になれるなんて夢にも想像していませんでしたよ。


もし何かありましたら相談に乗りますので、


気軽に話しかけてくださいね。


次回は、承認ができない人がどのように承認をすれば


いいのかを説明していきます。






あなたが、今を生きようとしている事はとても素晴らしいことです。

今を生きるようにと、心掛けることが少しの時間しかできなくても、

人生は変わろうと思った段階で変わり始めていきます。

こんなに素晴らしい自分を、理解し認めてあげてください。

あなた一人が心がけることで、変わったあなたを見た他の人達も

変わっていく可能性があります。

あなたと周囲の人達を変えて一緒に幸せになっていきましょう。

そのために、このブログを一人でも多くの方に読んで貰いたいです。

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