荒賀知子が見た東アジア大会 | あらともブログ

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宜しくお願いします(^^)

行ってきました。
見てきました。
初の新ルールきらきら!!
東アジア大会!!


新ルールを見て思った事。

◎副審が2人旗を上げないとポイントに繋がらないのでなかなか副審が旗をあげない。
◎カテゴリーによるポイント移動がない為、逃避をうまく使う事も出来るが負けている時にはかなり不利なルールで残り10秒で逆転できる可能性が更に低くなった。
◎まだ審判も新ルールに慣れていないので審判によって試合内容が大きく違ってくる(特にカテゴリーの判断)。
◎確実に入っていないと副審が旗を挙げないので派手な技(蹴り技、投げてからの攻撃)が以前よりも旗が挙がりやすい傾向にある。
◎日本人の突き技がポイントにつながらない、つながりにくい。


簡単に言えばこんな感じでした。

他にもダッキングをして回り込むとC2をとられたり、突きが抜けると(わざとではなくても)C2をとられたり…と、戸惑う所もたくさんありました。

龍太郎も決勝では突きが抜けたとC2を反則注意まで取られてしまい、突き技も取ってもらえず、相手は龍太郎を場外に押し出して反則勝ちしようとしつこく前に出て(前に出て来るというよりも押し出そうと無理矢理追いかけ回してくる感じ)手が出せなくなり、最終的に7-1で勝っていたのに逃避を取られ、反則負けでした。

龍太郎もどうしたらいいのか分からない状況に陥ってしまった、というような感じでした。

ルールが変わる事は仕方のない事です。
それでも試合の中で柔軟に適応し、試合の中で進化し、勝たなければならないのです。
それにはある程度の経験は必要だと感じました。

それと、もう1つ。

韓国や中国のレベルが確実に上がってきているという事です。

慎太郎の階級の韓国の選手は学生の世界チャンピオン、女子シニア-50kgの中国の選手は現世界チャンピオン。
男子団体形の韓国チームも凄く上手でした。

中国の選手はテコンドーから流れてくる選手が多いらしく、身体能力が高い選手がいました。

今年はいよいよ世界大会の年です。

新ルールに上手く付き合っていけるのか…

まだまだ時間は十分にあると思います。


パリでの日本選手団の活躍を期待しますびっくり








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