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足利市内のビジネスホテルにて起床。

朝食はブッフェ形式だった。

昨日はクランク脱落アクシデントのため足利市内で足止めを食った。

今日はがっつり移動する日なので朝食もがっつりいただく。

 

 

毎日早起きして朝の涼しい時間に距離を稼ぐぞ!と意気込むも、今日はわけあって10時チェックアウトを待って出発する。

 

 

 

わけというのは、最寄りのローソンに一昨日アマゾンで発注した部品が届いており、それを受け取らねばならなかったため。

すでにビバホームでクランクボルトを入手出来ており必要なくなってしまったのだが、受け取らずに後で返金やら何やらのトラブルになるのを避けるため、ローソンに荷物が届くのを待っていたのだ。

 

 

 

したがって、今日も灼熱地獄タイムまっさ中に出発するはめになった。

渡良瀬川沿いの景色は良いが気温は35度を超えている。

 

 

河川敷には本来一昨日に泊まるはずだった野宿スポットの屋根がある。

泊まれなかったのがまことに悔やまれる。

 

 

高速の側道を走るのでところどころ日陰区間があるのが非常にありがたい。

例のごとく絶え間なくシャツを濡らし続けて気化熱作戦で灼熱地獄を乗り切る。

 

 

耐えきれずスーパーでコーラ&ガリガリ君コーラ味を購入して涼む。

涼しいクーラーの環境で休んだ後、外に出るのが億劫でしょうがない。

 

 

 

頭痛と寒気の軽い熱中症気味になりながら、14時頃に地上のオアシスに到着。

昨日に引き続きかつはな亭である。

 

 

注文をすると最初にキャベツとお新香がやってくる。

前菜代わりにワシワシとキャベツを口に運ぶ。

 

 

千切りキャベツがサンタさんのヒゲみたいに写るアングルを狙って何枚も写真を撮る。暑さで頭がイカレたわけではないよ。

肝心のカツの写真はまたしても撮り忘れた。

 

 

 

渋川のガストでまた小休憩をして、夕方になると雲が出てきた。

気温は相変わらず暑いが、日差しがない分多少楽である。

はるか向こうに見えるぎざぎざの山は榛名山。

今日は榛名山と赤城山の間にある国道51号を通って沼田市まで行くのだ。

 

 

関東平野の最奥の町である沼田までは15㎞ほど。

明日は沼田から標高1000m級の三国峠を通って新潟に抜ける予定である。

三国峠越えに備え、渋川のスーパーとりせんにて補給物資を買い込む。

 

 

 

自分の中で補給物資界最強の名を欲しいがままにしてるのはこれ。寒天ゼリーである。

ハイカロリーで腹持ちが良く、脂質はほぼゼロ。いままでも幾度となくこの寒天ゼリーのお世話になってきたのだ。

 

すっかり真っ暗になってしまったが沼田に向けてペダルを漕ぐ。

渋川から沼田まではゆるい上り坂の区間で、休憩できそうな場所はコンビニが一件あるだけ。

日中の灼熱地獄タイムにここを通っていたらバテてしまって休むこともできずに大変な思いをしていただろう。

 

 

ところどころ路肩が狭く歩道も無い区間もある。

カーブも多く、トラックの交通量も多いのでサイクリストにとっては悪路だ。

 

沼田の隣、昭和村の日帰り入浴施設で汗を流した後、寝床に向かって走る。

 

 

 

沼田は河岸段丘(かがんだんきゅう)という特殊な地形の中にある町で、数百メートル移動するのにエグい傾斜の坂を上ったり下ったりせねばならない。

かつて何度かバイクで訪れており、急坂は知っていたつもりだったが、実際に走ってみるときついのなんの。

寝床のある公園に向かう道をショートカットしようとして大いに後悔した。

写真は段丘の坂道から下にある市街を見下ろしたもの。

 

 

 

沼田駅にも立ち寄ってみる。

足利からスタートしたので1520円分の距離を自分の脚で走ったのだ。

 

その後、運動公園の東屋にてテントを広げる。

段丘をショートカットして激坂をのぼって汗をかいたせいで体がべた付き、なかなか寝付けなかった。

 

 

走行距離:82km

走行時間:5時間27分

総走行距離:22354km