1/8の日記。
昨日の時点で本旅のゴール地点であるニャチャン(Nha Trang)に到着しているものの、郊外の空港までは自走するので今日の分の日記も書いておく。
良いホテルだったけどあんまり眠れなかったな。
早起きせねばと気を張っていたことと、0時頃に部屋を間違えた宿泊客にノックされたことが原因。
あとはぶつ切りで4時半頃まで何とか寝られたかなと言う感じ。
本当に今旅は睡眠に関しては課題の残る旅になった。
郊外にあるカムラン国際空港までは35㎞ほどの道のり。
14時のフライトだが、ラウンジで豪遊する時間を加味して8時台には出発する。
昨日はノンラー風(ベトナム傘)だった街路樹が今日はなんというか、うん、これはソフトクリーム風。
綺麗な巻きの入ったソフトクリーム風。誰が何と言おうとソフトクリーム風。
うん、これもソフトクリーム風でかわいいじゃん。
少年向け漫画に出てくるソフトクリーム風じゃん。
崖沿いの道だったので少しアップダウンがあったけど無補給で10時台にカムラン国際空港に到着。
さっそく荷造りを始める。
本旅のMVPは初日の時点でわかっていたことだけども間違いなく神栖市のごみ袋である。
旅の前半の連日のような荒天や泥ハネから見事に荷物を守り切ってくれた。
ここでお役御免である。
通常チェックインは2時間前からなのが相場だが、ベトジェットは時々こういうサービスをやってくれる。
おかげで2時間半前に楽々とチェックインすることができた。
ここまで無補給で頑張ったのは、クレジットカードのラウンジ爆食いして帳尻を合わすため。
カムラン国際空港にももちろんラウンジは併設されている。
だが致命的すぎるミスをした。
何と、持ってきたカードの有効期限が2023年12月で切れていたのだ。
日本を発つ際は12月だったので全然気づかなかった。
あまりにも痛い凡ミス。
更新後の新しいカードを持ってきていればこんなことにはならなかったのに。。。
ラウンジでたらふく食べて、シャワーも浴びてすっきりして夜のフライトに備えるつもりだったが、計画はご破算となった。
というわけで楽園を追放され、久々に貧乏旅行の頃に戻った気分。
カードを持っていなかった頃は、どうやってフライトまでの時間を過ごしていたのかもはや思い出せない。
とにかく空港は何もかもが高い。カフェやレストランも空港料金である。
空港内のマックやスタバが市中と同価格なのは日本くらいだと思うよ。
隅から隅まで歩き回って安く食事ができる場所を探し当てた。
バインミー2本で80000ドン(500円)は空港と言えどもだいぶ安い。
あとは食べずにおいた補給食のキットカットで昼飯とした。
カムラン国際空港から乗り継ぎのタンソンニャット空港まではわずか45分のフライト。
400㎞程度しか離れていないのでバスと言う選択肢もあったけど、どうしてもベトナムでこれ以上バスには乗りたくないので飛行機を選択したのだ。
一番ムカムカしているのは、やはり初日にダナンからフエまで移動する際に予約したバスである。
こちらに無許可で大型バスからリムジンに変更された挙句、自転車は載せられない、返金もできないと来た。
いま予約サイトとの間で返金を求めてメールを送り合っているが、もう半分諦めている。
タンソンニャット空港に着いた後はいったん空港を出る。
次の成田までの便は夜23時台なので、時間をつぶすためにハイランズコーヒーにやってきた。
レモングラスが乗ったアイスティーは70000ドン(420円)なのでやっぱり市中よりも高価格に設定されている。
その後、自転車を積んだカートを押しながらマクドナルドに移動して夕食とする。
バーガー・ポテト・ドリンクのセットは100000ドン(600円)と良心的だが、ラウンジという名の楽園に入れないだけで+1500円程度の出費である。
2025年からは楽天カードの条件改悪でラウンジ利用が年5回までに制限されるそうで、それまでに使いまくってやろうと張り切っていた矢先の出来事だった。
さて、次回はいよいよ南北ベトナムをぶった切る旅の最終行程。
あとニャチャン~ホーチミンを走り切れば、これまでの旅と合わせてハノイ~ホーチミンがつながり、さらにハノイ~ディエンビエンフー、ホーチミン~シェムリアップもつながるという算段である。
夏はまたヨーロッパに行くとして、ベトナム編の仕上げは次の年末年始か、来年3月の春休みには決行できるはず。
お楽しみに。
走行距離:39km
走行時間:2時間14分
総走行距離:27020㎞