1/1の日記。

 

この日記を書いている時に能登沖の地震のニュースが入った。

被災地の人たちの無事を祈る限りである。

 

さてホイアン郊外のニャギーにて新年を迎えたが、体調は少し落ち着いている感じ。夜中に何度か起きてしまった。

完全に平熱に戻ったわけではないけど、しんどくてペダル漕げないレベルではない。

 

行けるとこまで行って、体調が悪化したら即チェックイン作戦を取り移動することとした。

 

 

今日は海沿いの道をひたすら南下するのみ。

天候は曇り、追い風、気温25度程度と、体調を除けば抜群のコンディションである。

しかも大型トラック通行禁止なので排気ガスやクラクションに悩まされることもない。

 

ところが、大型トラックが通れないためか街道沿いに店がほとんどない道であった。

 

 

進めども進めども道端には林と墓地しかない。

補給もままならずなかなか苦しめられた。

 

 

 

10~20㎞おきにカフェなどが現れる。まさにオアシス。

コーラは無かったけど冷たいオレンジジュースでさっぱりと体をいたわる。

 

 

 

 

なかなかフォー食堂やコムが見当たらなかったので、諦めて商店でポテチとコーラで昼食にすることにした。

ポテチは薄味すぎて途中から気持ちが悪くなってきた。

たっぷり運動してるんだから塩味が欲しい。

 

 

と思ったら直後にフォー食堂が現れるという始末。

調子こいて大盛にしてもらったのに胃もたれで半分以上食べられず。悪手連発だフォー。

 

 

 

ほとんど風景が変わらず、旅情を感じさせる写真はこれだけ。

 

 

追い風の中60㎞ちょい進んでヌイタイン(Nui Thanh)という町に差し掛かったところで再び体調が悪くなってきた。

「迷ったら休む」のが僕のポリシーである。

 

 

 

 

早々とニャギーに投宿。

オーナーのおばちゃんが優しい方で、同じ料金でグレードの高い部屋に変更してくれた。

冷蔵庫もあって外の景色も見られてうれしい限り。

なおアジアの大都市では窓なしの部屋というのがよくある。

何度か当たったことがあるけど、閉塞感でかなりしんどいので気を付けられたい。

 

 

 

チェックイン後、町の薬局に風邪薬を買いに行く。

1軒目の店主は英語が通じず、しかたなくおでこに手を当てたり咳をするジェスチャーだけで風邪薬をくれと伝える。

 

 

 

んで買った薬がこれ。

よく見たらフェキソフェナジンと書いてあるじゃないか。

これは完全に花粉症用の抗ヒスタミン剤である。やられた!

しかも1錠飲んでしまったし。

 

 

気を取り直して2軒目でようやく解熱薬を入手できた。

なおベトナムでは薬をパッケージごとではなくシートごとに買える。

解熱薬は8錠で20000ドン(120円)と驚くべき安さであった。

 

 

3日分のブログを書きまくって夜を待ち、解熱薬を飲んでベッドに潜る。

明日こそ復活してほしい。

 

 

走行距離:69km

走行時間:4時間

総走行距離:26527km