最近ずっとやってる害獣対策は今日ネットの点検補修が終わりました。
電柵ネットは猿の侵入を防ぐために導入したものです。
幅2mのネットをほだ場の周囲に1,000m張り巡らしてあります。
ステンレス入りの樹脂ネットですから、電気が流れなければ意味がありません。
ネットの漏電の原因になる草や蔓の除去、支柱の倒れ、ネットの穴など破損箇所の補修、ネットを固定するアンカーなど点検項目はたくさんあります。
やっと点検補修作業が終わり、電気を通しました。
電源装置付近で6,800Vの電圧があり、300m離れたところでも4,000Vありました。
サルだけならこのネットだけでも電気さえ通っていれば大丈夫です。
しかし、シカが現れだすとネットに角を引っ掛け暴れます。
時にはネットに絡んで死んでることもあります
大きな体のシカが暴れるとネットや支柱はグチャグチャですね。
そこで、電気の流れるネットにシカが寄り付かないように外側に電気柵を張り、2重に防御しています。
この電気柵を破壊するのがイノシシなんです。
イノシシ君が「ここはダメだ。」と諦めるまで進入を試みるので、しばらく点検が必要です。
電柵ネットは2mで、ステンレスを編み込んで電気が流れる部分が6段入っています。(電気が流れない部分と交互になっています。)
シカやイノシシの場合はネットにの電気を流せばいいのですが、サルになるとネットに飛びついた時を考えなければなりません。
下段はでも良いですが、中段からはも入れてあり、ネットを登る時に
ビビッ
となるようにしてあります。
明日、配線を点検しなおして終了です。
電気が流れるようになって安心です。
あっ、水無し川の道の下に埋けた土管も対策しとかなくっちゃ。
過去に土管の中からサルが侵入したこともあるんですよ。
サルは頭いいです。
(^-^)ノ~~