ここまでやるの害獣対策 | 浅香椎茸園のブログ なばやまさんのなば作り

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原木を用いた椎茸栽培の作業状況などを紹介しています。

最近は害獣対策の話題ばかりで申し訳ありません。
サル30頭の群れから被害を受けたことがあるので真剣です。
サルは回遊しながら餌を漁って回ります。
一回被害を受けた後も、次の椎茸の芽が出る頃にまたやってきて椎茸を食い荒らします。(秋から春にかけて5~6回やって来るんですよ。)
被害を受けた後とのショックは言い様がなく、一気にやる気を失せてしまいます。
精神的なダメージも大きいです。
対策が十分でなければ、駒打ちなど安心して山に出かける事ができません。
今日は赤外線センサーを利用した威嚇通信システム「サウンドバリアー」の点検整備でした。


その前に、
朝、電気柵の電圧を点検してたら、夕方3,000V以上あったのが1,000Vまで低下してました。(?_?)
電気柵、ネットを見て回ると・・・
ネットのアンカーが抜けてる~。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ




ネットの外の電気柵はコードが切断されていました。




コードが切れて地面に着くと、電圧は下がってしまい効果なくなってしまいます。
ネットにも電気が流れてるのに、アンカーを跳ね上げ、中に入り込んだようです。
まだ、イノシシ君は諦めてくれません。




中に入ったらほだ場のことよく心得ていて、いつものシイの木の下でシイに実を漁ってました。




イノシシはほだ木の間を行ったりきたりして、実を食べるといいのですが、猪突猛進。
ほだ木を押しのけ縦に上っていますね。
椎茸が付いてるのに困ったもんです。




進入部は線やアンカーを補強しました。
イノシシ君早く侵入を諦めてくれないかなあ?

いのししいのししクンクンいのししいのししクンクンいのししクンクンいのししいのししクンクンいのししいのししクンクンいのししいのししクンクン


さて、赤外線センサーを利用した害獣威嚇通信システム「サウンドバリアー」です。
白いボックスが本体、下にバッテリー(充電はソーラパネル)、スピーカーと赤外線センサーです。
赤外線センサーは本体から20~30m離れたところに設置して、センサーに害獣(温度変化)を感知したら信号が送られ、スピーカーから犬の鳴き声が響きます。
本体はセンサーの信号を受けるだけでなく、事務所のPCに害獣侵入の警告を送信してくれます。
詳しくはこちら「猿対策にサウンドバリアー」
押
現場から離れたところでも害獣の接近の知ることができるのは、すごく安心感があります。




我が家の害獣防衛システムです。




電気柵と電柵ネット、爆音機、サウンドバリアー。
後は放し飼いした6匹の犬たちです。

でも、最後は人が(気づいた時に)ロケット花火で追わないと遠くで中の様子を見ています。
人がいなけりゃと進入路を探っていますよ。

サルも手強いです。


おやすみなさい。。。
Zzz…(*´?`*)。o○