④あいまいなものが苦手
先に書いたように、感情や疲れなどの目に見えないものを捉えるのが苦手です。
だから、目で見てはっきりと分かるものに縋りたくなります。
あいまいな状態や関係は不安でしかありません。
私は勉強に依存しました。勉強している時は誰にも怒られないからです。程なくしてダイエットも始めました。
どんなに努力しても安心できない人間関係と違い、テストの結果や体重計の目盛りは、頑張れば頑張っただけ、数値がはっきりと私を評価してくれたからです
だから、「このくらいでやめておこうかな」ということができません。
徹底的にやるしかありません。
疲れ果てるまでやってしまいます
いい加減がわからないのです。
いい加減にしてたら、何か悪いことが起こるかもしれない。
その不安に耐えられないのです。
夫から「あやはなんでも200%でやるでしょ。それじゃ疲れるに決まってるじゃん。俺はいつも60~70%でやってるよ。余力がないといざという時に頑張れないし」と言われました。
そんな彼の助言が、私には全く理解できませんでした。
そもそも他人の意見に耳を傾けることができませんでした。
他人の意見を、自分への批判として捉えてしまうのです。
しかも、他人の評価が怖くて、誰にも甘えられず頼れません。
結局、私は独りよがりなことばかりしてきました。
「定型発達ではない人に多い悩み①」で書いた、場の空気を読むのが苦手という問題も全然改善できていません。
どんなに頑張ろうが努力しようが、私はいつまで経っても自分本位で自分勝手な人間だったのです
でも、その自覚が全くなかったのです。
これも、発達障害(グレーゾーン)の特徴です。