● 収納目線での、間取りの問題点

こんにちは、片岡すずみです。

さて先日から行っている、こちらの間取り添削。

インテリア、収納目線の間取り添削 Before

昨日は、インテリア目線での問題点について、お話ししました。

そして今日は、収納アドバイザーの目線で、お話させていただきます!

この家の収納は、全部で6箇所です。

ですが、お風呂などを含めても35㎡なので、それぞれのスペースが最小サイズなんですね。

(物件が特定されないように、メインの部屋以外は省略しています)

ということで、それぞれの使い分けを考えてみました ↓

1.靴箱

→ 靴、災害用非常グッツ

2.洗面台の上&下

→ 洗濯用品、シャンプー類、ヘアメイク道具

3.トイレの吊戸

→ トイレットペーパー、掃除用品

4.食器棚、キッチンの下、吊戸

→ 食品、食器、調理道具

5.LDKの棚

→ 書類、ティッシュボックスなどの予備、電池・印鑑などの細かな生活用品

6.寝室のクローゼット

→ 服、バック、季節家電、大型アイテム

各スペースとも、その場所に収めるべき物を入れるので、精一杯といった感じです。

その中で特に気になるのが、クローゼットの大きさなんです。

壁の厚みを考えると、内寸でおそらく120cmほど。

一見十分そうなんですが、ここに季節外れの家電なども、仕舞わないといけないんです。

扇風機とか、加湿器だとか、いろいろありますよね?

スーツケースも大型であれば、ここに仕舞うことになります。

そう考えると、意外と服に使える割合は小さいんですね。

家事を楽にするには、服はかける収納がオススメです。

シワになりませんし、一目で持っている服が分かって、コーディネートもカンタンですしね。

なのでTVボードや、収納付きベットなどの家具を置いても、この問題は解決しないんです。

インテリア、収納目線の間取り添削 添削前の家具配置

家電やスーツケースなどの、大型アイテムが入る。

服を掛けられる。

そんな大きい収納が、この間取りには不足しています。

ということで明日は、私なりの改善策をご紹介いたします。


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