LA600S タントカスタム オイル交換 | black・knight

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続いて嫁キシリア号です。



こうも短期間のうちにオイル交換をすることって珍しいんですがね。







長女のLA650SはNAエンジンなのですが、嫁キシリア号はターボエンジンなので、オイル交換のスパンは厳し目に管理しています。



実際に、ダイハツの取説には「シビアコンディション」についての記載がありまして、2500キロ程度でのオイル交換を推奨しています。










開けにくいオイルフィラーキャップも、この工具で簡単に開けられます。



エンジンのポンピング効果で内圧が発生して、フィラーキャップの貼りつきが発生してしまうからなんですね。







で、ドレンボルトを外すと、長女のタントより汚れたオイルが排出されて来ます。









これにはガソリン添加剤の効果もあるんですが、とにかくこのエンジンのオイルは汚れやすいんですよね。




以前プラグ交換した際に、燃焼室クリーニングを行ったんですが、これが酷い状態でしてね。







ファイバースコープでシリンダー内を覗いた写真です。



一度イチネンケミカルのエンジンチューンアップを注入して、シリンダー内のスラッジを落とした状態なんですが、酷い汚れようですね。



こうならない為にも、平素からの定期的なメンテナンスを怠らないようにしたいと思います。







そうこう言ってる間にオイルが抜けましたね。



ドレンボルトのガスケットワッシャは、毎回新品に交換します。



コイツもモノタロウでOEM品が手に入りますので、ダイハツ純正品にこだわる必要性は全くありません。



続いて、オイルフィルターなんですが。



前回交換していますから、今回はオイル交換のみです。







で、オイルフィルターについてなんですが、一度取り外してから、中の古いオイルを抜いてから、中に新油を満たして再取り付けします。



一度外したフィルターの再取り付けについては、正直オススメしません。



ガスケットの劣化も考えられるからなのですが、気になる方は毎回交換してやって下さい。



僕の場合は、フィルターの中に残るオイルが再循環するのが気持ち的に嫌な為、この作業をやってますが、本来は再使用することなく交換することがベストであることは承知の上での作業です。







ドレンボルトをデジラチェでトルク管理しながら取り付けて、アルミのドレンパンを舐めさせないように注意します。



意外に多いらしいですね、締め過ぎって。







ラムコ5w-30の合成油を注いだら、規定量を確認して試走に出ます。



この小さなエンジンで、1トン超のボディを走らせる訳ですから、なんとも頑張り屋さんですよね。



昨今のダイハツ問題。



なかなかハッキリした姿勢を示さないダイハツの姿勢には関心できませんが、製品自体は決して悪いモノでは無かったと思います。



ここからどうリカバリーするかが、一流メーカーとしての腕の見せ所だと思います。







もう10年です。



さて、次の嫁キシリア号を選定に掛からなければいけないのですが、まだまだレシプロエンジン一択なのでしょうか?



もう、ヨーロッパではEVにスイッチしつつあるコミュニティモビリティも、まだ日本ではインフラの整備が進んでいないためにまだ先なのかなと考えてしまいます。



さて、どうしたものですかね。