備忘録として…③ |  snowman's world! ・...*...☆... ひとり言日記 ...☆...*...・

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残りの人生、あとどれくらい?
統一性の無い、日常のあれこれ、ぼやき。雑記録。
いい歳して、Kalafinaが大好きです^^

父が入院してからというもの、

スマホの着信音にずっと怯えていた。

病院から緊急の連絡ではないか、と…

今日か明日かと、気の休まることはなかった。


そして、それはついに二週間後の朝に…

急激に血圧が低下したと言う知らせ。

早めに会いに来てくれと。

(入院してから、コロナのせいで2~3度しか面会出来ていなかった)

それなりに早めに病院へ行き、医長を待った。

この1~2時間が貴重な時間だと告げられる。

父が個室へ移され、母と共に会うことができた。

が、酸素供給され、はぁはぁと必死に呼吸をしているしかない父。

会話など出来る由もなく、耳元で言葉を届けるしかなかった。

返事は無く、どこまで届いたかもわかる術もない。

ただ手を握っていることしか出来なかったが、一度だけ弱々しく握り返してくれた父、それが精一杯だったのだろう…


計測器のアラームも何度鳴ったことか…。

その日の夕刻、父は旅立った。



家族には迷惑をかけないと言っていた父、本当にその通りに逝ったな…