おとゝいまでことし3回目のとうきょう出張を春の温暖な出張日和とは言え、水曜日は雨に祟られた(北の丸公園の露場基準で23.5mm)中してきました。
※今回も実質3泊4日で、前回は先月25日の記事へ。
やすくに神社の標本木
△先月と比べると、緑が鮮やかに。
都現代美術館(MOT)
1月に訪問した「クリスチャン・ディオール」展(~来月28日)がまだ酣ですが、今回はTCAA受賞者展「さばかれえぬ私へ」とコレクション展「被膜虚実/巡る呼吸」(いずれも、~6月18日)へ、
志賀理江子「あの夜の繫がるところ」
△前者展にて
アーティゾン美術館
約2年ぶりに行った↑こちらで、4年前の秋にMOTで個展を開催していた「ダムタイプ」展(2022:remap)及び「アートを楽しむ」展(いずれも、~来月14日)、
なお、後者展では前回訪問の「重要文化財の秘密」展(MomaT・~来月14日)での展示が叶わなかった当館所蔵の重要文化財作品2点が展示されてい〼。
下記展の入り口
森美術館(MAM)で開館20周年記念の「ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会」展(~9月24日)へ、
◎以下、★印の画像は「CC BY-NC-ND2.1」。
★イー・イラン「Danceing Queen」
一連のアレがあったモノゝ、前回の7回目の「六本木クロッシング」展までの59展で延べ約1870万人の方々が来場し、そして455点ある自館所蔵作品をベースに今回「アートの学び舎」が六本木に出来ました。
21_21デザインさいと
この施設について
「六本木アート・トライアングル(あとろ)」に不可欠なデザインの学び舎である↑こちらで「The Original」展(~6月25日)、
ぺっぱーみる。
前回訪問時にいわゆる「CMB(西班牙語略称)」で士じゃぱんがアレしましたが、その中でも話題になったモノを...。
(C)groovisions.
なお、「あとろ」のお祭りである第12回の「アートナイト」は来月のいま頃(27・28日)に(一部オンラインのハイブリッドで)開催となり〼ので、詳しくは↑こちらをクリック( or タップ)して下さい。
エマニュエル・ムホー「百色の記憶」
また、その開催の先立って↑こちらが六本木ひるずのめとろハットを上がって右側に展示してい〼ので、是非お立ち寄り願い〼。
「クマエの巫女」(新収蔵作品)
後は、ぱなそにっくしおどめ美術館(PSMA)で開館20周年記念の「ジョルジュ・ルオー」展(カタチ、色、ハーモニー・~6月25日)と、うえのゝ藝大美術館の「買い上げ」展(~来月7日)、市谷田町のMizuma Art Galleryで新津保健秀(しんつぼ・けんしゅう)さんの「消え入りそうな程 細かくて 微妙な」展(~来月20日)、第31回・日本医学会総会の学会展示(23日で実の会期は終了)位でしょうか?
□最後者は来月末までオンラインで参加可能。
アトリエのイメージ。
△上記「アートを楽しむ」展にて。
今回は「ビル(の)中(の)美術館」について申し上げ〼と、↑こちらが展示されているアーティゾン美術館は約70年前に開館した旧・ブリヂストン美術館の時代から我が国に於ける「ビル中美術館」の先駆けで、その後三取りぃ美術館(SMA・丸の内パレスビル→元赤坂→現在のミッドたうん六本木)・出光美術館(丸の内帝劇9階)・東郷青児美術館(現在のSOMPO美術館は入居ビルの隣に別棟を設けるカタチで移転)と平成に入るまではこの4館が国内屈指の「ビル中美術館」でしたが、「みなと区ミュージアムネットワーク」に参加するPSMAやMAM等が開館したコトで「ビルの中に美術館」を設ける契機にもなり、かんさい(西日本)でもふくおか亜細美・あべのハルカス・中之島香雪の3館がソレに当たり〼が、「ビルの中に美術館」を開設した場合基本的に年中稼働する空調設備(地域冷暖房の所もある)に依って、作品展示上の国際基準である「室温22±2℃・湿度55±5%(他に作品に合った照度等)」の範囲内に維持するコトが理論上可能である等、来場者にも快適な観覧環境の提供が可能な文系MICE(集客)施設として入居ビルの価値向上にも役に立ってい〼。
戦利品の数々
上記「ビル中美術館」で酣の3展の図録を揃えましたが、其々「地の利(各館の持つ冪モノ〈立地やコレクション等の潜在地力〉を生かす)・天の時(周年記念等その時期に合った企画能力)・人の輪(各館や作品への愛情や信頼等)」があってこその文系MICEであり〼。
(C)なつかしのめいちゃん(旧Ver.)。
△「五月祭(本郷学祭)」の詳細はこちらのイラストをクリック(タップ)。
次回はとー大MICEの一つである「五月祭(本郷学祭)」(来月13・14日に実と一部オンラインのハイブリッドで開催予定)明けにお伺いの予定です。(Vol.857)