昨日の廣森先輩との話のなか・・・で・・ | 夢・希望・愛 心豊かなれば技冴える  武道に感謝 心風館 館長 山村幸太朗

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人にはもともと自然からいただいた素晴らし能力が潜在しています。それは、すでに日常の生活に根付いている生活レベルの文化の中にあるのです。武道文化を活かし、さらなる可能性を・・眠っている潜在能力を開発する。「気」という世界観は、武道文化の中に眠っています。

私が、極真会館長谷川道場に入門したのは、高校1年の夏でした・・。
廣森先輩・磯川先輩・高良先輩が指導員として・・指導してくださいました。
4月に、春日井道場が新規開設され・・私は4か月遅れで入門したのです。

月・水・金の7時~9時までの2時間が稽古でした・・・・。自主練は毎回・・1時間~1時間半・・。ウェートトレーニングが多かったでしょう・・。
道場はホンダの販売店のビルの3階にあり・・・ました・・
道場は・・薄手のじゅうたん張りで・・後ろの方の天井を抜いて、鉄骨を剥き出しにして、中ぐらいのサンドバックを吊るしていました。

白帯当初は・・稽古時間前に行くと、黒帯の先輩方が・・グアン・グアンと
サンドバックを揺らしていたのを思いだします。磯川先輩の蹴りとか突きで・・サンドバックが天井に付きそうになって居た様な・・記憶のあります。

当時は、素手・素足の組手が当たり前の時代で・・サポーター等一切無しでした・・・顔面掌組手が長谷川先生の道場の組手だったのは、有名な話ですが・・。
つかみ・崩し・・ひっかけ・・おしこみ・・相手のバランスを崩す組手・・・蹴りはカットする事が基本でした。膝と肘を使って・・。肘落としてからの顔面とか・・膝で挟んでからの・・顔面とか・・・なつかしい・・動きが蘇って来ます。

磯川先輩も廣森先輩も高良先輩も優しい先輩で、後輩をいじめたり、痛めつけたりするような事は決してなく・・。しかし、いつも威厳を持って接してくださり、言葉遣いも丁寧で・・・私のようにガサツでは、ありませんでした。ww

昨日の、佐藤道場の大会で・・廣森先輩が帰りがけに・・・私が、初めて審査を受けた時の事を、覚えて居てくださり・・お聞きしましたが・・・私は、記憶になく・・失礼しましたm(__)m(^^♪が・・・当時・・その時も、失礼な事をしたようですww

あの頃、私達の組手は顔面に拘りを持って、ある意味プライドを持って稽古していましたから・・腹より顔面と言う意識を植えつけていただきましたが・・それでも、組手では・・先輩方は常に受けに回り・・隙があると左でカウンターをもらうというスタイルでしたが・・・。

廣森先輩は・・そのスタイルを貫き通しておられ・・常に顔面カバーからの左の追い突きが・・グイグイと私達の顔の前に迫って来る・・様に・・組手をされておられました。とにかく・・ミドルをいくら蹴っても腹を出しながら蹴らしてくれるスタイルで・・本当に育ててくれようとする意識の強さをいまだ忘れる事ができません。

そうだ・・私の初めての審査は・・入門してわずか・・1か月半で・・・・特例と言う事で、先輩方が長谷川先生に推薦してくださった・・と、記憶しています。

長谷川先生の好み・・だと、おもうのですが・・背の高い人と低い人を最後の組手での相手に選ぶ傾向が強かったと思います。私の組手の相手も・・ほぼ全員私より背が高かったように記憶していますが・・ハッキリ、覚えて居るのは・・飛び級で黄色帯6級(185以上あった様に記憶しています)wwの時の相手と・・・2度目の黒帯審査の最期の相手だった松田先輩だけですww

で・・・昨日の廣森先輩の話では・・初審査の時、壁際で・・押し込まれたり
すっ飛ばされたりする人が、壁に激突しない様に抑えるのが・・黒帯先輩方の役目でもありました・・。その時・・私が・・どうも・・相手を押し込んで行ったらしく・・その勢いで放った左の逆水平チョップが廣森先輩の顎を
痛烈にとらえたそうです。m(__)m

それでも、廣森先輩は・・壁際で不動立で、ジッと耐えておられたそうですが・・それを観ておられた長谷川先生が・・・・・「お前、痛くないのか!?」と
尋ねられたそうですが・・廣森先輩は「押忍!」と答えただけだった・・と・・・・それを聞いて、長谷川先生が大爆笑されていたそうです・・m(__)m

其の事を・・私は・・すっかり忘れてしまっており・・m(__)mしかし・・本当に
武道空手のガンガンの・・良い時代に良い先輩方に育てて頂けた・・な・・と
・・・つくづく感謝するばかりです。m(__)m

半年前に・・立浦先生が廣森先輩と繋がりがある・・と聞いた時は、本当に嬉しく・・長谷川先生に対してもですが・・不義理ばかりになってしまって居る、自分の若気を、反省しつつ(色々な所で反省ばかりです・・がww)・・・・。

再会させて頂き・・また、色々とお付き合いできる機会があるという事に、感謝し・・先輩方の存在の有り方さを噛みしめております。

しかし・・礼儀や言葉遣い・・・組手・・今は、できませんがww肩の動きだけで相手の攻撃が右左・・突き蹴り・・が・・わかりましたから・・

金曜日(組手)から・・月曜日・・火曜日まで・・足を引きづって学校に通った頃を・・思いだしています。(^^♪