きょうは師匠と浅川嘉富さんの講演会に行ってきた。
驚いたのは、厳寒のなか、撮影中に後頭部を強打し、重度のむち打ち症になっている、というスタッフの方の報告があり、そのため、お聞き苦しいところがあるかもしれず、場合によっては、時間を早めに繰り上げる、というアナウンスであった。
実際浅川さんが登場すると、本当に辛そうな水色のギプスをされており、最初のうちは、何となく腹から声が出ない、様な感じだった。
ところが、ドクターストップを押してきただけあって、講演は入魂のそれだった。朝比奈先生のベートーヴェンの時の気迫の様な、ただならぬテンションであった。
ヨー・ヨー・マが、自分の最良の演奏は、体調が最高に悪いときの演奏会だった、と言っていたが、同じ様な現象が起こっていた、ということなのか、内容に触れる時間はないが、圧巻であった。
師匠と終わってからビールを呑みながら離したのだが、結局、「素のまま」で、自分の人生を生きる、というのが大切なんではないか、と、今回の講演を振り返って話した。
とりあえず、話は、アセンションを何も知らない人間にも説明できる様なことばで語り、そして、その兆候や、その時に臨む普段からの心構え、がテーマとなった。
また、次回、その続きの話になるということである。
帰ってきてから、ひさびさに、エナジーリファインCDを自作ステレオで再生してみた。このCDを買った頃とは、自分が随分と変わっている。いろいろな存在と話せる様になった。あとは、それらの存在も含めて、「真理は自分の中にある」ということに自信を持つことが大切だ、と再生してみて思った。
以前とは、全然違った聴き方をしていた、というか、滝の側にたたずんでいる様な清々しい感覚であった。
更新する時間が遅くになってしまったので、あまり内容は書けなくて申し訳ない限りである。一期一会の感動の講演会であった。