自分は中学生の頃から多湖輝氏の「ホイホイ勉強術」に始まって、この手のハウツー本が大好きでした…今でも好きです…「情報整理法」とか「発想法」とか「手帳の使い方」とか…整理する内容もないのに方法ばかり凝るのは相変らずです。
中学生・高校生の時分は勉強はそっちのけで、「どうやったら楽をして(あまり勉強しないで)テストで点が取れるか」ばかり研究していました。
最近また次男の受験対策に「まず学習方法の確立が大事」と、悪い病気が再発してその手の本を買いあさっています。これが結構楽しみで、自分の趣味になりつつあります(笑)ただ、中には、題名の付け方ばかりが秀逸で、中身は精神論・一般論・抽象論ばかり羅列している役に立たないものもありますので、注意が必要です。学習法については、あまり中学受験に限定して考えない方が有用なアドバイスに巡り会えるような気がしています。高校受験・大学受験さらにはビジネス書までヒントを得た方がいいかもしれません。

小学生の勉強法に限定して言えば、自分がこれまでに読んだ中では
東京大学学習効率研究会「新・東大生100人が教える小学生の勉強法」
田中貴「中学受験これで成功する!母と子の『合格手帳』」
が大変参考になりました。

東大の方は、4科目の学習内容が整理されていて、各学年で学習する内容を一覧することができます。やはり親の方で6年生までに学習する内容を知っておいた方がいいと思います。そうでないと、細かい単元に入り込み、全体の体系の中での位置づけを見失い、勉強しているわりには応用がきかない、効果があがらない、ということになるのでは。
田中氏の方は、中学の選択にあたって見るべきポイント、親の関わり方、家庭学習の進め方、塾の利用法、学習計画・スケジュールの立て方…事細かに具体的なアドバイスがなされています。「そうそう、これが知りたかったんだ!」という本でした。

いずれにしても、親の方も勉強して、自分の軸足をしっかり作る必要があるでしょう。そうでないと、進学塾や、たまたま耳にした口コミ、ハウツー本の情報に右往左往して、余計な回り道をすることになると思います。朝令暮改を繰り返しては子供も迷惑…



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