これも英語が苦手の次男に以前買い与えたものです。東進の名物講師、安河内氏が英語の勉強法の解説をしたものを漫画にしたものです。

読解・文法・単語・英作文・リスニング・・・それぞれの学習法のポイントをわかりやすく解説しています。この通りできるなら英語では苦労しないでしょう。得意な人は(何を解りきったことを・・・)と思うでしょうけれど。逆にいえば、英語が得意な人は知らず知らずこうした方法を実践しているとも言えるのでは。

全編一貫して主張している「音読重視」はその通りでしょう。英語は前から意味をとる、も当たり前、いちいち漢文の訓読みたいなことをしていたのでは長文読解にもリスニングにも対応できないですね。単語は例文の中で覚える、多読の提案・・・いちいちごもっともです。

ここに書かれていないことで自分が効果があると思うのは「教科書本文の暗誦」です。あくまでも自分の経験ですが。野口悠紀雄教授が「『超』英語法」の中で同じことを言っていたような・・・ただ、あまりに難しい本文は苦しいですよね。せいぜい高2のレベルまでで十分では。次男にもこの方法を勧めたのですが、次男の学校で使っているTreasure5を見て(ううう・・・(-_-;)と思いました。このレベルの教科書だと高1くらいのレベルで大学入試まで間に合う(最難関大学は別)かもしれませんね。

今はメディアが充実してCDをはじめ音声教材も豊富にありますよね。パソコンに取り込めば自由自在に編集してオーダーメイドの教材ができるし、メモリープレーヤー等に持ち出せるし、ウェブ上には無限に教材が転がっているし・・・
自分の頃なんてカセットテープいちいち巻き戻して・・・ですからね(-。-;) それしかなければ別に不便とも思わず何度も巻きもどしては嫌になるほど聴きました。高2までの教科書は完ぺきに暗誦して、それで英語(単語の補充と文法の知識の補充・リスニングは別途必要)は大学入試まで間に合ってしまいました。今は傾向も違って来ているでしょうから、別な方法が必要かもしれませんが。



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