NHK連続テレビ小説「おひさま」第5週「失恋」（第30回）

NHK連続テレビ小説（朝ドラ）
おひさま　第5週　（第30回）
「失恋」 (2011年5月7日)

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★ちょこし感想

土曜日なのに、現代の陽子と房子が出てきませんでした。
昨日、だしちゃったからね。

正月休みも明け、陽子、育子、茂樹の受験日が近づく。
受験の順番は
松本へ行って受ける茂樹
東京まで行って受ける育子
そして少し間が開いて最後に松本で陽子。

ところが、育子の父がここにきて
試験日から発表まで東京にいなきゃいけないことに大反対。
　『そんな事娘一人にさせられねえ』とか言いだし
御茶ノ水にある受験する人が泊まる宿にも電報打って断っちゃった。
東京に親戚も親しい人もいないし…。
『試験受けられないかも』って真知子たちに悩みを打ち明けた。

すると真知子がついに…。

　強権発動！！　（笑）

「私と一緒に行きましょう　東京。
　とにかく私と一緒に行くという事が条件で認めて頂きましょ。
　見張り役ね私。育子さんが銀座とかにフラフラ出歩かないように。
　泊まるのは父の知り合いの家。学校からも遠くないみたいよ。
　あのね今父の使いの人が育子さんのお宅に行ってるの。
　うちの父のお願い事であればお父さんもなかなか嫌とは言えないでしょ。
　権力なんてね　こういう時のためにあるのよ。
　久しぶりに父がお金持ちでよかったと思ったわ。」

真知子のお願いは、父に反対されたが
「『駄目ならパーマネントをかけます』って言ってやったの。
　父ね　あれが大っ嫌いなの。死ぬほど嫌いなの。
　『今すぐかけに行きます』って言ったら
　『頼むからそれだけは勘弁してくれ』って。」
娘のここ一番の脅しは強烈なのでした。

こうして真知子のお父様のパーマネント嫌いのおかげで
晴れて育子は真知子と東京へ受験に向かう事になった。

※この真知子の父、”パーマネント嫌い”は、ここで押さえておくポイントね。

次は茂樹。発表から帰りを待つ陽子と良一のソワソワぶりが楽しい！
で、茂樹は無事に予科練の一次試験合格通知を持って帰宅！
はしゃぐ陽子に、「陽子が受かってからお祝いしよう」と言う優しい兄でした。

東京から戻った育子も、満面の笑顔で
「私　東京に行くよ。」と宣言。
合格したのかな？
真知子が太鼓判押すような笑顔だったから合格なんだろうな。

良いこと尽くめだと感動で泣きながら、
次はわたしの番と張り切る陽子だが。
『でもねえ　つづくなのねえ』

次週・第6週　『旅立ちの季節』　予告では、
まず女学校卒業式。　真知子の反乱＝パーマネント。（見合いに反抗）
育子は家出同然で東京へ。（ってことは、家族の同意なしだね）
茂樹はめでたく予科練へ～
みんなバラバラになるようです。

小ネタ：

*穂高の１２０番
　真知子の父の電話番号。電話は、レバーをぐるぐる回して交換手を呼び
　相手の番号を交換手に教えるとつないでくれるのよ～

*真知子の家って安曇野の帝王様
　そうか。大金持ちっていうのは、安曇野の大地主ってことか。
　そりゃ地元の人は逆らえないな。

*オリザニン
　

　鈴木梅太郎先生が発見したビタミンB₁の別名。
　かたや『JIN-仁-』でも扱われている脚気の薬。
　当時、こういう商品名のビタミン剤があったのかな？

*茂樹の予科練合格通知
　

　右の1行はよく読めず。
　次の行は、茂樹の名前と住所ね。
　次が、合否を記したもの
　『右昭和十四年前期甲種飛行豫科練習
　　生徴募検査合格ニ付證書ヲ付興ス』

*陽子の英語の教科書
　

　昨日のオクトパスの授業で音読してた部分のページじゃなかった。（残念）
　「『（２）　弟はいつも私の猿まねをする』。
　　My younger brother always makes fun of me.
　　よし！
　　『（３）　遠回しに言うのはやめましょう』。
　　Let's not beat around the bush.　」

*真知子のファッション
　

　さすが、お嬢様。　となりの育子（普通の受験生）とは違う！
　帽子に、FOXのマフラー、高級コート。　18歳に見えないいでたちです。

「あさイチ」冒頭の朝ドラコメント：
（今朝は、番組がお休み）

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陽子は当時のイラストレーター・中原淳一ファンという設定みたいです。
　（中原淳一ホームページの記事より。）

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★恒例の配役　（クレジット順）

作：岡田惠和

音楽：渡辺俊幸

語り：若尾文子

撮影協力：
　長野県　安曇野市
　　　　　塩尻市奈良井宿
　神奈川県鎌倉市

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須藤陽子：井上真央

筒井育子：満島ひかり　　（陽子の女学校の親友）

相馬真知子：マイコ　　（陽子の女学校の親友）

須藤茂樹：永山絢斗　　（陽子の次兄）

須藤良一：寺脇康文　（陽子の父）

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