から庭 役者紹介 | 「これはペンですか?」「いいえ、これは丸山正吾のブログです」

から庭、最終稽古が終わりまして、ここはひとつ、役者紹介をしましょうかと思いました☆



ボブジャック、久しぶりの年末以外の公演です。

稽古に行く時に厚着しなくていいボブジャックなんて何年ぶりなのでしょう。


今回は番外公演ということで、出演者も少なめです。


1回のブログで全員分紹介できちまいますね(*´ω`*)




まずは主役


水崎綾さん!!



このブログに辿り着いている人ならば、観たことがないって人は少ないと思います。


出る作品全てで、確実に魅力を爆発させ、お客さんのみならず、共演者、演出家、スタッフさん全てに好かれるスペシャルな存在。


ボブジャックからの熱烈オファーで、初出演となりました。


僕が今まで観てきた綾さんは、比較的エンタメのお芝居が多かったのですが、今回は信じられないくらい自然体です。


異常な集中力と、柔らかさ、儚さを持った自然体。


初めて見る綾さんです。

こういう綾さんも良いですねぇ!!


一子役は、台本的には物凄く難しい役なのですが、綾さんが演じると目を引くし、なにより生き方が見えてくるのがすごい。


細かい仕草とか、目線、ニュアンスが的確過ぎて、しかもそれが相手のお芝居によってリアルタイムにガンガン変わっていって、変わった先も完璧なので、あぁこの人演劇の化け物なんだなぁと何度も思いました。



あと、僕が小道具を忘れる事を読んで、早めに教えてくれるので、本当にすみません次こそ忘れません!という気持ちになるけど、結局必ず忘れるので、てへぺろです。土下座案件です。



続きまして



栞菜さん


初めてボブジャックに出たのはもう、10年近く前ですって!!!

あらぁ、大きくなってぇ、、、あんなに小さかったのにねぇ、、、という親戚のおじさんの気持ちになります。


この子もとんでもない化け物なんですよね。


扇田さんも言ってましたが、感情のあり方が、日本人離れしております。


余計な事を全くしない、無駄がない、なのに存在感がとてつもない。


たぶん覇王の血族でしょうね。


ちゃんと絡みがあるのは今回が初めてですが、初めて感がありません、どんな悪球を投げてもキャッチしてくれるという謎の安心感がありますね。


はるか年下の女優に悪球を投げるなよって話ですがね!!


ええ!!


投げますよ、悪球っ!!



続きまして三女


池澤汐音!!

ボブジャックの赤ちゃん、ちおねです。


扇田さんがかなり厳しめに育てているので、僕は死ぬほど甘やかしております。


まあ扇田さんが厳しくなくても、僕は甘やかすんですけどね。


三姉妹の話なので、今回ちおねは、綾さん、栞菜さんという天界レベルの女優達と渡り合わなければなりません。

天女達はもはや人ではないので、ちおねは人類代表として頑張ってほしいですね。


個人的には台詞が言えただけでも100点満点なので、僕の評価は役に立ちませんが、それでも本当に素晴らしい瞬間がいくつもあります。


あと、100万回聞いてられる台詞があります。

↑公演が終わったら発表します、当ててください☆


ちおね、舞台初挑戦の試みがあるのですが、見た瞬間、劇団員+添ちゃんが号泣しました。


早く観てもらいたいぜぇ!!



続きまして


民本しょうこ!!


妊娠を発表した民本さん。


楽しみですねぇ。

早く見たいですね、お二人のお子さん。


並ならぬ思いがあると思います。


今回も民しょう節は炸裂させながらも、客演のときはモンスターだけどボブジャックだと意外にまともだよねという、いつものパターンで、とても繊細で暖かなお芝居をしております。


上手くなったなぁ、本当に。


本当に嫌味がない、世界平和そのもののようなお芝居です。


底無しだ、この人は。


あと、台詞を言ってなくても面白いんだもん、ずるいよね。




続きまして


小島ことり!!




今回のことりは、いっぱい喋ります。

ストーリーラインにもガンガン関わります!!


ことりがいると安心しますよね。


基本的に僕は、ことりと一緒にいるシーンは何をしてもいいと思っているので、つい楽しくなって色々してしまいます。

でも真面目にやらないといけないので、頑張って真面目にやりますね!!


べらぼうに可愛い瞬間があるのですが、それを教えてそこを意識しちゃって変わるのが嫌なので本人には言いませんが、はじめてことりを可愛いと思いました。


いつもはだいたい『大きいなぁ』って思ってます。



続きまして


添田翔太さん!!


ボクラ団義の暴れ馬、再びボブジャックに見参!!


僕は扇田さんとキャスティングの話になると必ず添田くんの名前を出します。

20代の若い女の子を探しているときにも名前を出します。

なんというか、とてもボブジャックに合っていると思います。

うちには清潔な男性俳優が少ないので、添ちゃんの真っ直ぐな瞳とか、潔さみたいな部分をとても重宝しております。


本当にいつも瞳が美しいんだよなぁ。


スーッてしてるんですよ。


ガンガン叫びまくってる添ちゃんも好きだけど、スーってしてる添ちゃんも好きですねぇ。


あと、稽古を見ながら常に泣いてる三人衆の一人です。

そういえば僕は、ENGさんのロスト花婿という作品がものすごく好きで、ロスト花婿コンビの綾さん添ちゃんが観られるのがとても楽しい。


2人が立ってるだけで、心穏やかになります。





続きまして


夢月さん!!


夢月で、むーんって読むらしいです!すごいね!!


今回、扇田さんが『お芝居が上手いからキャスティングした』と断言していた通り、とても上手な女優さんです。


それだけではなく、演出に対するレスポンスも速いし、翌日には課題を必ずクリアして、完璧に仕上げてくる。


見習うところがたくさんです。


というか見習わないといかんなぁ。てへへ。



強烈に好きなシーンがあります。


たぶん見た瞬間『あぁ、まるさんここが好きなんだろうな』とすぐわかると思います!笑


絶妙なラインで女の子っぽい女の子を演じてくれています。現実にいそうでいない、でもとても好感が持てる人物になっておりますよ☆


まだ若いのにねぇ、最近の若い子ってお芝居上手よねぇ。。


やだわぁ、もっと怠けてくれないかしら。




続きまして


太立健!!


ボブジャックの末っ子(しおねのほうが先輩)です!!


見ればわかりますが、扇田さん曰く『たけし以外出来るやつを知らない』役です。


ええ、本当に、物理的に無理です。

なかなかいないです。

ネタバレになるので話せないのがもどかしいですが、たけしマジありがとうキミは天才だよと言いたい。


たけしにやってもらいたかった要素がふんだんに入った役です。


あー、彼はネタバレの塊だ、何も言えない!!


終わったらまた書こう。


あるシーンの表情がめちゃくちゃカッコイイです。

優しさの塊。

ダメだ、思い出して泣いちゃう。次いこう。




続きまして


片岡ゆほさん!!

この堂々たる立ち姿、音楽をこよなく愛するボブジャックの母。


写真を撮り忘れたけど、ゆほさんは大抵の事は許してくれるタイプなので平気です!!


今回は久しぶりにまともな役!

というか、僕が知る限り初めて見るタイプの役です。



半ドキュメンタリー作品での守山さん役や、米の入った一升瓶に棒を突っ込んでシャカシャカやるだけの役じゃあございません!!


ゆほさんも優しさの星から来た人なので、稽古中に涙腺大爆発してます。

感情を作るのに苦労するのが俳優ですが、むしろ抑えるのに苦労している。


普段とお芝居中の違いがほぼないです。


それって結構難しいと思うんですけど、なんか普通にそうなっててすごい。


舞台上で観る音夢子さんは、ほぼゆほさんだと思ってもらって間違いではないと思います。


優しさの塊です。





ラストーー!!





宮井やじるし祭り!!(みやいしんくうはどうけん)


全国のコアな演劇ファンの皆様、そして中でも玄人中の玄人の皆様、お待たせしました。



今回の真空波動拳は、恐らく過去最強です。



お客様に受け入れてもらえるかは五分ですが、過去最強なのは間違いないです。



演劇界の片隅に、こんなヤベェ俳優がいるのかと、知ってもらいたいです。

95%扇田さんの演出なので、扇田さんはフランケンシュタイン博士だと思います。


マジでイカれてます。


そして、そのイカれた演出全てに『はい』と言って宮井さんは実戦投入する。


2人の歪んだ愛の果てが今回の役です。


扇田さんは言います

『俺の演出には全て狙いと意味がある、、、宮井くんに対する演出以外全てにだ!!』


彼らの愛の流刑地に待っているのは、賞賛か、、、それとも。


ご期待ください。




という訳で全員紹介しましたね!!


あとはお客様が生で、あるいは配信で観てどう思うかなので、お任せしますね(´>ω∂`)☆


個人的にはすごく好きな作品になりました。


このメンバーでのみ成立する作品だなぁと。



頑張りますぜぇ!!



ヤイサホーーー!!!