フィギュアスケートの難しさ | Laugh and be happy★

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浅田真央さんを応援しています。平凡な毎日の出来事を書いています。

NHK杯が終わり、いろんなところで真央さんの報道がされています。
真央さんのファンでさえ、優勝ではなかったとか・・・・。
ここ最近、フィギュアスケートネタを書いていなかったのは、ジャッジに対して
もやもやいらいらすることばかりで、ブログを書く気になれませんでした。
でも、今回のことでどうしても書きたいと思いました。

確かに、真央さんはフリーでいくつかのミスをした。
ショートがあまりにも出来が良かったので、ミスが目立ってしまう結果になった。
ショートの点数は、中国杯が62.89 NHK杯で67.95。
ショートの点数にまで高すぎると言っている人がいました。
ファンの人でも、点数をみて「おっ」っと思わず点数が高いのに驚いた人もいたのでは?
高いというのは、いつもの真央選手の点数に比べるとと言う意味ですが。
中国杯での技術点が31.83。
NHK杯での技術点が35.70。中国杯で、3F+2loが回転不足で、5.50の基礎点からGOEがマイナス
0.70で合計4.80。NHK杯は3F+2loで基礎点7.10GOEが0.90で合計8.00このジャンプの差が3.2。
実際、中国杯とNHk杯の技術点の差は、3.87。
ということは中国杯で、真央選手が回転不足でなかったとしたら点数はNHK杯とさほど変わらなかったということ。
点数が今回と中国杯でおかしいということにはならないと思います。
中国杯のときの2Aより、NHK杯の2Aの前に足をあげる動作など入れているからGOEももらっている。

な~んだ、こうみると普通の点数。

ショートがあれだけ良かっただけに、真央さんがフリーでも完璧な演技をするのでは?と
期待したファンは多かったはず。
私もその一人でした。
一日で、こんなにもジャンプがかわってしまうものなんだなと改めてフィギュアスケートの
難しさを感じました。

フリーの点数。確かに、思ったよりは点数が出たなという印象。
それは、今まで真央さんがこんな演技したら点数が出なかったことがほとんどだったから・・・。でも、プロトコルをみてみると、出過ぎという印象はありませんでした。
まず、優勝できたのはショートの点差が大きかったと思います。
あと、見た目クリーンに滑った鈴木選手。ステップレベル3なのと、回転不足1回とルッツの
エッジエラーで点数が引かれています。
ここでもまた、フィギュアスケートの採点の難しさが現れているのではないか。
見た目あれだけクリーンに滑ったのに、なぜ点数が伸びなかったのか。わざわざプロトコルを
みないと確認出来ない・・・・。
もちろん、フリーだけみれば鈴木選手の優勝だったでしょう。
それは、みんな納得するところだと思います。
でも、ショートでの点差がありました。
総合での優勝だと思います。

バンクーバーオリンピックが終わって、真央さんはすべて基礎からやり直しました。
バンクーバーまでは、どんなに3Aを跳んでも評価されない部分もありました。
彼女は、少しのミスでも減点されます。
完璧でなければ点数は出ませんでした。
すこしでもジャンプが崩れれば減点されます。それ以外でマイナスされないように、佐藤コーチと真央さんは一つ一つスピン・ステップ・スケーティングを磨いてきたのではないでしょうか。
真央さんには、今までも表現力がないなどいろいろ言われてきましたが、演技構成点が上がると
今度は、ジャンプ。今回に限らず、優勝しても「回転不足がありました」など、真央さんの時のみそういう報道が繰り返しされてきています。
佐藤コーチが今回「とにかくスピードをつけて、大きく立派なジャンプを跳ばせようと思っています。」という言葉を言ってましたが、とにかくジャッジに文句のつけようのないジャンプをという気持ちがあるのかなと思いました。
こんな、放送ばかりあるので本人のことが心配ですが、今回のことはコーチと真央さんが
何がだめだったのかきちんと分析が出来ていると思うので今回のことが良い経験となり、
ファイナルでは、真央さんの納得する演技ができることを祈っています。


ジャッジ・・・。今回のこの点数が来月復帰するあの方のための準備でないかと
いろいろ思うところはありますが・・・・。