こんにちは!

就労継続支援B型事業所くりえいとのスタッフです。

くりえいとではハーブやアロマ、パワーストーンなどを扱っています。
また、代表のふなちゃんは鍼灸師で、東洋医学にも精通しています。
今回は、東洋医学の五行説について解説していきたいと思います!

こちらの本を参考にしています。

 

スピリットとアロマテラピー―東洋医学の視点から、感情と精神のバランスをとり戻す


前回はこちら

 

五行の元素は不変ではありません。
元素は、陰から陽へ、さらにまた陰へ循環していきます。
季節の移り変わりのイメージですね。
あるいは、太陽が昇って、沈んで…と一日の流れを繰り返していくイメージでもあります。


この循環する性質は“相生関係(そうせいかんけい)”と呼びます。
「つながる元素は互いに滋養する」
この関係性は、とても重要です。
五角形の図で隣り合った元素は、滋養する関係です。



そして、
中間に結ばれた関係は拘束し束縛する間柄で均衡を失わないように働きます。

これは、星型の図になります。

この制御する関係を相克関係と呼び、相互に破壊をもたらす可能性を含んでいます。

例えば、「水」「火」の関係では、
水があふれて洪水になれば、火は消えます。
「水」「火」を制御しすぎてしまった結果、火は消えてしまう。
まさに、破壊ですね。


また、「木」「土」の関係では、木があまり多く育つと土の栄養は奪われます。
「木」「土」を束縛したということですね。

心身においても、病気を引き起こす邪気はしばしば相克関係を回り、ある臓器からまた次へと進行していき、ついには破壊のサイクルを形成することになるのです。

破壊というところまでいかないように、対処してバランスをとっていきたいものです。



この本では、「東洋医学では、この五行説は、すぐに使えて役立つ「診断」の道具であり」、「特にサイコアロマテラピー(心理芳香療法)の分野において役立つ」と書いてあります。

ただ、この体系を適用するには、理論的思考、感情、直感、五感の全機能を総動員することが必要です。

まずは、東洋医学の考え方に触れる機会を増やし、現象に対する解説を多く読んだり聞いたりすることで、慣れていくのではないかなと思います。