こんにちは!

就労継続支援B型事業所くりえいとのスタッフです。
くりえいとではハーブやアロマ、パワーストーンなどを扱っています。
また、代表のふなちゃんは鍼灸師で、東洋医学にも精通しています。

今回は、東洋医学について解説していきたいと思います!
五行説の続きです。
前回はこちら

 

 

こちらの本を参考にしています。

 

スピリットとアロマテラピー―東洋医学の視点から、感情と精神のバランスをとり戻す

 

今回は、五行論の各論、「水」についての2回目です。

「腎」には、精を貯えるほかに、水を調整するという役割があります。

これは、字の通りの「水」、「水分」ですね。
 

大事なことですが、西洋医学の「腎臓」と、中医学の「腎」とは、イコールではないのです。
西洋医学での腎臓は、血液から余剰な体液や老廃物をとり除く生理学的な働きがありますが、この点は、中医学の働きと同じようなものになります。
昨日説明した免疫機能や、生殖機能などは、西洋医学の「腎臓」の働きとは全然違うものになります。
言葉としての漢字は「腎」と同じものを使いますが、もともと漢字は中国の言葉を日本語にあてはめたものです。
なので、西洋医学の腎臓の意味とは、違っていて、矛盾が生じてしまうのは、当たり前かもしれません。

 


腎気が弱まり、体の水分調節が十分に行われないとき、むくみなどの問題が生じます。

この猛暑で、水分調節をするために、体はとても頑張っていましたね。
腎気が弱まっているということは、全体的な体力、免疫力などが落ちている時、水分調節をする力も落ちているということ。
あっという間に、脱水症状になってしまう、あるいは、汗をうまくかくことができずに熱中症になってしまうことも起きやすくなりますね。



さて、
ここで、ようやく、「アロマ」についての話が出てきます!

腎気が弱まって水分調節がうまくできなくて、むくんでいる時には、“ジュニパーやスイートフェンネルのような利尿作用をもつ精油が助けになる”と書かれています。


 


本のずっと先の方に、精油の各論が書かれています。

ジュニパーは、強化する、負担を楽にする、力を与える。
フェンネルは、自己実現、生産性、伝達。

このように書かれていました。
なんとなく、「腎」「水」のイメージとピッタリのように思えます。
精油の各論を読むのも、楽しみです。

次回に続きます。