こんにちは!

就労継続支援B型事業所くりえいとです。

くりえいとではハーブやアロマ、パワーストーンなどを扱っています。
また、代表のふなちゃんは鍼灸師で、東洋医学にも精通しています。

今回は、東洋医学について解説していきたいと思います!
前回はこちら

 

 

こちらの本を参考にしています。

スピリットとアロマテラピー

今回は、五行論の各論、「木」についての2回目です。

 

前回は、肝気が気の流れを滑らかにする働きがあり、気血の滞りは、“精神の緊張と欲求不満”にも関わるということを学びました。

精神については、身体の状態と密接に結びついている、ホルモンや自律神経の働きによるものもある一方、目に見えない「こころ」の動きもあります。


肝は、五神の魂・神・意・魄・志のうちの、「魂」の住処でもあります。

「魂」は精微で広がる性質をもち、個人の心を大いなる宇宙心と結びつけます。
これは、身体と密接に結びついた意味での「心」とはちょっと違いますね。
夢や洞察が湧く源の「魂」から、私たちは目的意識や人生の指標を受け取っています。

「魂」は直感の夢やビジョンばかりではなく、睡眠や夢、視覚との関わりもあります。
宇宙の世界、夢の世界と現実の世界との橋渡し的な役割をしているようにも思います。

また、心に対して、動きと適応力を与えます。
このことは肝の調整機能、という点とも関連していますね。

そして、適度の興奮や、惰性を避けることによって、感情のバランスを維持するように働きかけます。
「興味・関心」というのは、動きのきっかけになりますね。
グッと動くときの瞬発力が必要な時に、後押ししてくれる。
変化を「起こす」ものです。
こういった、”適度の興奮”があるから、「リズム」が生まれてくるのだと思います。