148円のパンを盗んだ事件が世界をかけめぐるという話。
犯罪なのは誰でもわかる。しかし万引きに至らせたものが何なのかを日本人はほとんど考えない。こういう人民にしてしまった教育と国家。いよいよオシマイであり。
世界で最も不幸でおぞましい国ニッポン。
(=^・^=)
dalichokoのmy Pick
『万引き家族』が公開されたのが3年前、2018年。カンヌで評価された映画は大ヒットした。
あの映画は”万引き”をテーマにしつつ、”家族”についての映画だった。
そして今年、このような記事を話題にして炎上中である。
「お金持っとらんばってん食いたか」クッキー1個盗み男逮捕 佐賀市
22日の深夜、佐賀市内のコンビニエンスストアーで、148円相当のクッキーを万引きしたとして65歳の男が現行犯逮捕されました。
男は「お金持っとらんばってん、食いたか」と店員に言い、菓子を持ち出したということです。
(略)
警察の取り調べに対し男は、「金を持っていなかったが、お腹が減って我慢できなかったので、菓子を万引きした」と容疑を認めているということです。(佐賀ニュース)
遠くイタリアではこんな記事も。
(CNN) 必要に駆られて少量の食品を盗むことは犯罪には当たらない――。スーパーで食品を万引きして窃盗の罪に問われたホームレス男性の上告審で、イタリア最高裁がこのほどそんな判決を言い渡した。
ウクライナ国籍のロマン・オストリアコフ被告(36)は2011年にスーパーマーケットでソーセージとチーズ4.07ユーロ(現在のレートで約500円)分を盗んだとして窃盗罪に問われていた。
し最高裁はこの判決を覆し、必要に駆られて少量の食品を盗む行為は犯罪には当たらないと判断。「被告人は緊急かつ不可欠だった栄養摂取のために少量の食品を手にした。従ってこれは必要性に駆られた状況における行為だった」と認定し、無罪を言い渡した。(CNN ニュース)
とこうなる。
かたやアメリカのバイデン政権はこうである。
万引き多発、店舗閉鎖続出で岐路に立つ「バイデンの人権擁護政策」
「軽罪の容疑者に対し実名報道しない」―米大手通信会社AP通信が6月17日、こう発表した。インターネット上で個人名と罪状が半永久的に残る事情から、容疑者の生活や雇用への影響を配慮した上での、決断である。
最優先4分野のひとつに「人権」を掲げるバイデン政権の政策に則った判断と言えよう。ツイッターなどの反応をみると、AP通信の英断を歓迎する意見が大勢を占めていた。その陰で、「軽罪を報じる必要があるのか」と問う声も聞かれた。
(現代ビジネス)
どうだろうか?
「お金持っとらんばってん食いたか」クッキー1個(148円)盗み男逮捕
— 町山智浩 (@TomoMachi) June 26, 2021
この件について僕が「自分だったら爺さんは放免して148円レジに入れておしまい。逮捕するならもっと巨悪を」とツイートしたら「万引を擁護するな!」と激怒してる人、多くが現政権支持なのが興味深い。https://t.co/wm4G29A36S
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