身近な戦争

昨日、お取引のある会社さんから申し訳なさそうな電話がかかってきた。

「申し訳ないんですが、わたくしも今朝会社から聞きまして、そのつまり、今日中に取引先へ大至急電話せよという指令がでまして・・・」うんぬんかんぬん・・・

この会社は大手エネルギー系の会社。

かねてからお付き合いが円満で、こちらにもいろいろな配慮をして下さる。ＣＭの印象もいい会社。企業イメージがとてもいい会社さんだ。

しかし当のご担当が枕詞を延々と続けるので「で、ご用件は？」とお訊ねすると、

「エネルギー調達コストが急騰して、これまでの価格では・・・」

大雑把にいうと値上げのようなお話だった。

念のため聞き返す。「それはつまりあれですか、新聞の一面で大騒ぎになっているあれの影響なんですね？」

と、そこから先は控えることにするが、とにかく大変らしい。

そういえば国が石油備蓄を放出するってラジオのニュースで言っていて不穏な気持ちになったものだ。

この地図を見れば明らかだが、わが国とロシアはすぐ隣なのだ。日本に運ばれるエネルギーの地図。

ウィキペディアでは「戦争一覧」というページがあって、そこに今年のウクライナ侵攻も記録されているようだ。

まさに身近な戦争がいま起きているのだ。

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