義理の父が亡くなった。
あわてて朝いちばんで駆け付けたが間に合わず、覚悟していたとはいえ残念。

とはいえ、ホッとした気持ちにもなる。不謹慎だが本音だ。

自分には直接関係ないが、かねてからこのブログでも愚痴をこぼしてきたとおり、長生きすることは周囲への迷惑行為だからだ。迷惑をかけずに長生きする方法があれば理想だが、なかなかそうはいかない。金もかかる。金がないと生きることすら迷惑になる日本だ。

 

自分は祖母に育てられた。一日でも長生きしてほしいと願ったが、孫の顔を見せにいったときはもう認知状態で何もわからなかった。

幸せな日々を思い起こすと涙が出てくる。いい時期は長く続かないらしい。

ところで、家の目の前にある斎場もまた景色を変えていて、聞くところによるとかつてほどの賑わい(失言だが)はないらしい。いつもお世話になっている定食屋のママさん曰く、以前は大勢のお客さんが焼香前後に食事をされていたらしい。

家族葬というのはとても便利で都合がいい。身内だけでしめやかに行われるお別れがいい。

そういえば去年と今年にかけて続けて仕事の仲間が旅立った。一人は先輩。一人は後輩。いずれもお世話になった方々だが、特に自分より若い方の葬式に参列するのは辛い。そして才能のある人材が早世するのもまた辛い。世の中にはさっさと旅立ってほしい愚か者ばかりなのに、憎まれて生きていることがそれほど幸せなのだろうか?佳人薄命とはよくいったものだ。憎まれっ子世に憚る。

最初に接した葬式は、まだ土葬の頃だった。
いなかのあぜ道を歩いて埋葬する場所まで歩く。炎天下でへとへとになって、大人が黒服に汗をかいているのを思い出す。あれから何度葬式に参列したことか。間違いなく結婚式より葬式に参列した数のほうが多いはずだ。

どんなに憎まれても死んでしまえば“死人に口なし”だ。自分の口もそのうちふさがれるときがくる。
この辺でやめておこう。

 

 

 

 

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