天は一である。地は六である。一天地六北四南三向こう四の二に前五三。

 二個のサイッツブを振ってみると、九半十二丁といって、合計奇数の半が九

 種類、偶数の丁が十二種類ある。では丁に張った方が有利であろう、とは誰

 も思わない。

  なぜか。

  なぜ、なんてことはこの場合どうでもよろしい。実際は同一目に見えても、

 二個のサイだから、一-二、二-一、とあるわけで、どちらにも六つの目が

 あるのだから、六六三十六丁の半分、十八半十八丁である。でも誰もそん

 なことはいわない。いいかたとしては九半十二丁。

                    『阿佐田哲也の競輪教科書(バイブル)』より



 

 お久しぶりです。約1年半ぶりのブログになってしまいました。と言っても、特に書くこともないけど、とりあえず年に一回くらい書いとかないと忘れられそうで・・・。

 書くことないからブログネタ!      



 今年1番の失敗 ブログネタ:今年1番の失敗 参加中

 本文はここから

 今年はいきなり失敗と言うか無知だったと言うか、同級生の友達と「今年から厄始まるから厄除け行こうの」と、はりきって厄除け行ったら、受付の人に、「あんたら今年は本厄やで!」と言われ唖然とした事。
 去年から厄が始まってたのに二人とも気付かず厄除けにも行かず。。
 まぁ本厄の歳に厄除け行ったから来年は行かなくていいと気楽な考えで良しとしました。

 
 今年1番の失敗といわれても、毎日失敗の連続だから特に思い浮かばず。

 最近の失敗は、散髪に行って短髪になってしまった事と、昨日の競輪グランプリで裏をくって外した事。

 
 書くことないのに無理やり書いたブログになってしまったあせる
 

 また久しぶりに映画の記事も書くつもりだけど、いつになるやらシラー


 とりあえず来年もよろしくですパーニコニコ


 みなさまよいお年を鏡餅
$珈琲の香りと紫烟の中で・・・
007/ドクター・ノオ(1962年)
日本初公開時タイトルは、007は殺しの番号


 久しぶりの更新です。今回は1980年中頃に月曜ロードショーにて放送された「ドクター・ノオ」での荻昌弘先生の解説を思いだせる限り再現して、007シリーズの記念すべき第一作を紹介してみたいと思います。
 先生の口調を覚えている人は真似しながら読んでくださいね!!

 

 「荻~昌弘です。こんばんは。月曜ロードショーいささか趣向を凝らしましてね、先週お楽しみいただきました「007ムーンレイカー」、つまりこのシリーズの仕掛けが行き着くところまで行き着いてしまったというサービスでお楽しみいただきました。そして今週は一転して、シリーズの原点でもあり出発点となった「007は殺しの番号/ドクター・ノオ」、これをお送りしたいと思います。もうすでに20数年前の作品ですが全く古臭さを感じさせない、いやむしろこの面白さがあったからこそ007シリーズはついに四半世紀をこえるシリーズとなったわけです。

 まぁ原点でもあり出発点となった作品ですので、主人公ジェームズ・ボンドを演じるのはもちろん元祖のショーン・コネリー。
$珈琲の香りと紫烟の中で・・・
 ショーン・コネリーはシリーズ6作に出演、そして何と12年の時を経てあの「ネバーセイ・ネバーアゲイン」でジェームズ・ボンドとして蘇ってきました。
 この「ネバーセイ・ネバーアゲイン」での彼のギャラは日本円で10億円に近かったと言われています。しかし最初のこの「ドクター・ノオ」でのギャラは6000ポンドだったそうです。当時ポンドは高かったのですが約600万円くらいだったでしょうかね。人間の運命というものをつくづく考えさせられるわけです。
 彼はこれまでいろんな職業を転々としながら役者をあきらめず人生の辛酸をなめ尽した後、32歳の時ついにこのジェームズ・ボンドという金的を射止めたのですね。


 そして初代のボンドガールを演じるのは、当時のセックスシンボルの代表の一人であったウルスラ・アンドレス。
$珈琲の香りと紫烟の中で・・・

 初代の悪(ワル)を演じるのはブロードウェイの名優、ジョゼフ・ワイズマン。
$珈琲の香りと紫烟の中で・・・


 私が20数年前にこの作品を観たときは、まぁ何と浮世離れした作品だ!と思ったのですが、今改めて観直しますとね、いや、これはリアルな!現実的な活劇だ!と思い直しました。つまりボンドはメカニズムに頼らず己の肉体を武器に戦っているという事です。
 そのあたりを存分にお楽しみいただきたいと思います。」



 この放送時のビデオテープを30回くらいは軽く観ていたので、荻昌弘先生の解説もかなり覚えていました。
 シリーズ第一作目なので荒さも目立ちセットもチャチな感じがする作品ですが、4代目ボンド、ティモシー・ダルトンに「シリーズで一番好きな作品は?」と荻昌弘先生が質問したとき、「やっぱり第一作目のドクター・ノオですね」と答えていたのがすごく記憶に残っています。 



 「ドクター・ノオ」のオープニング。お馴染みの「ジェームズ・ボンドのテーマ曲」がタイトルバックに流れます。