珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・
江戸川乱歩の黄金仮面

妖精の美女   1978年(昭和53年)



 石油王・大島喜三郎に送りつけられた一通の手紙。それは国宝級の美術品・大島コレクションを奪うという、黄金仮面の予告状だった!!

 ヨーロッパを荒らし回り、怪盗ルパンの再来と恐れられる黄金仮面が勝つか、日本を代表する名探偵明智小五郎が勝つか?

 今、二人の巨人の対決の幕は切って落とされた!!


 シリーズ第6作目の本作は、シリーズにおいて重要な意味を持った作品です。一つはそれまでの作品が90分枠での放送だったのが、本作からシリーズ初の120分枠での放送になった事(次作、「宝石の美女」のみなぜか90分枠での放送だった)。二つ目は、シリーズおなじみの「テーマ曲」が初めてエンディングに流れた事。そして三つ目は、柏原貴演じる小林少年がレギュラーに加わった事。

 原作「黄金仮面」を乱歩自身が評し、「私の長編小説の中でも、最も不健全性の少ない、明るい作といえる」と言っているだけに、本作にはヌードがない!と、いうことはなく、しっかり2回おっぱいが出てきます。


 黄金仮面と明智小五郎、両者の知恵比べはどちらに軍配が上がるのか?シリーズ中、最も連続活劇的でなかなか面白い作品です。


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・

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