『アタッシュケース』 記事に続き、今回は007シリーズ最高の秘密兵器「アストン・マーチンDB5」を研究したいと思います。

 アストン・マーチンDB5がボンドカーとして初登場したのはシリーズ第三作、『007/ゴールドフィンガー』です。シリーズの人気を不動のものにしたのは『ゴールドフィンガー』だといわれているように、第二作『007/ロシアより愛をこめて』と人気を二分する作品で、『ゴールドフィンガー』をシリーズ最高作とする人も少なくないと思います。


 さて、アストン・マーチンDB5の話。アストン・マーチン社は当時、経営不振で倒産の危機に瀕していた。しかし、映画への車の貸し出しを渋ったと言われている。そこで特殊効果担当のジョン・ステアーズが商品タイアップの条件を提示し、映画でボンドの愛車に使われることによって生じる絶大な宣伝効果を説いた。その結果、アストン・マーチンDB5が映画に登場。『007/ゴールドフィンガー』の大ヒットにより、当時で4,175ポンド(当時は、1ポンド=約1,018円)日本円で400万円以上もした超高級車ながら数年先まで予約が入る大ヒット商品になったという。


 アストン・マーチンDB5は、次作『007/サンダーボール作戦』にも登場した。


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・
デズモンド・リューウェリン(Q) ショーン・コネリー(ジェームズ・ボンド)


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・
アストン・マーチンDB5


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・
回転式ナンバープレート

(3種類のナンバープレートに変更できる)


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・
ホーマー発信器


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・
受信レーダー

(ホーマー発信器を150マイルまで追尾できる)


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・

珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・

珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・



おまけ


 『007/ゴールドフィンガー』の冒頭部分でボンドの腕時計が2度アップになる。007ファンがボンドの腕時計は「ロレックス サブマリーナ」だと認識した決定的瞬間。


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・

珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・