ホステス専門アドバイザー:REINAです。
一般的なお中元と、ホステスの贈るお中元では、少し異なります。
自身がオーナーである場合は、一般と変わりません。
が、いちホステスの立場なら、ここに注意してください
熨斗に個人名を書くのはNGです
お客様の会社で、ホステスの個人名がハッキリ&バッキリ記載されたお中元を見ることがあります。
マジか!!と毎回思っています
というわけで、順を追ってご説明致します。
「熨斗紙」の基本
熨斗は、以下のようなものを使用します
花結び(7本)熨斗付き
花結び(5本)熨斗付き
「花結び」とは、一般お祝い用のもので、
結び目が何度も結び直せる=繰り返されることが喜び
である場合に用いるもの、です。
お中元・お歳暮だけでなく、出産祝い等にも使えます
※結婚祝いには適しません!!
他にも「結切り」や「あわじ結び」、「赤棒」もありますが、
お中元やお歳暮=花結び
と覚えておくと、分かりやすいかと思います
5本とか7本とかいう本数は「水引の数」と言います。
覚え方としては、以下のように考えるとわかりやすいです
5本=基本
3本=5本の略
7本=5本より丁寧
10本=豪華さ、丁寧さ
そもそも「熨斗」ってなに?
そもそも『熨斗』とは、この紙自体を言うのではありません
『熨斗』とは、この部分のことを指します
というわけで、本来は、
熨斗+水引=熨斗紙
発注するお店によっては「熨斗はどうなさいますか」の意味が変わってくるので、注意しましょう。
- 熨斗紙はつけますか?
- 熨斗のついた熨斗紙にしますか?水引だけでいいですか?
に分かれることがあります(大体は1の意味で使われます)。
お肉やお魚などの生臭物を贈る際には、熨斗無しの水引を使用します。
こういうの、ですね
最近は、通販で産地直送の物を送付するケースも増えてきました。
が・・・
お店によっては、何でもかんでも熨斗無しの水引、ということもあります。
きちんとしたい場合は、確認して指定するようにしましょう
熨斗紙には何をどう書く?
熨斗紙の上段と下段に、文字が書いてありますね
上段を「表書き」といい、ここには『どういった目的の贈物か』を書きます
下段には送り主の名前を記入するのが一般的、ですが・・・
ホステスは、個人名NGです。
100歩譲ってフルネームならまだしも、「レイナ」とかもう、ハズカシイの極みです。
・・・というわけで、イメージ的には、こうなります
※店名はテキトーです。
熨斗紙には個人名ではなく、店名を書きます。
自分の名前を書くのは、
- 添え状(同封するお手紙)
- 送付伝票の送り主欄(差し支えるようなら控える)
- 同封できない場合の挨拶状
この3つ、です。
添状の詳しい書き方はこちらで記事にします
ただし、お店の指示によって、個人名を書くよう言われることもあります。
そのお店は、それまでずっとそうしているので、従ったとしても差し支えることはありません。
※ただ、私がそう指示を受けた側であれば、確実に「従わない」です
また、
- 会社や部署内の人全員と面識がある
- 個人宅へ送付する場合で、個人名でも差し支えないとわかっている
- お客様が「個人名にしてくれ」と言っている
などは、個人名でOKです。
特に3は、お客様がそうしてほしいとおっしゃっているので、ぜひともそうしてください。
それ以外は、関係性による違いをゴチャゴチャ考える時間がもったいないし、ミスも増えるので、
熨斗紙に個人名は書かない
と覚えたほうが、シンプルです。
以上、参考になれば幸いです。
LINE@ではご質問も受け付けておりますよー♪
添状についてはこちらでUPされます♪