猛暑お見舞い申し上げます。


自分はと申しますと、フリーランサーとして

の作業と、アルバムづくりに追われる七月。



そんな中で、ふと気附きました事が御座います。

私達、大人が行ってる仕事。音樂や美術で、あろうが、

他の技術職や研究職 他で、あろうが、“伝え、伝えてゆく”、

それを突き詰めますと“生きる・活きる”行為では、ないかと。


善きものを自分自身の皮膚感覚で知った。善き事の施しに

逢った。善いと実感できるモノやコトが創れた等々、おそらく

一番に厳しいであろう自己の審美眼に照らし合わせた上で、

生まれた現象は生命そのもの、また確かな自身の息吹かと。


今回も、プレ・ファースト・レコーディング・アルバムですが、

完売してしまいました、プレ・ファースト・ライヴ・アルバムは、

どちらかと申せば、ライヴのノリで御購入たまわった感じが

大きく、正直に記載いたしますと「よいんかなぁ。。こんなんで。。」

と云う忸怩たる気持ちが御座いました。同じ事を繰返しては駄目。



自分の生き様、今ある生命の証、生き映しと成り、人々に伝え

なければならない自身の体験という意味で、アルバム・タイトルを

あーだこーだの末、“生命(いのち)”に決定した次第で御座います。


短距離走やマラソン感覚で、暗く長いトンネルを走っている気分。

原盤(前回はワケわからず原盤まで販売してしまったゆえ。。。。)

完成の暁に必ず訪れる爽快感とLIVEへの展望に自分自身、期待いたしまして。


        西暦 2015年 7月15日(水曜) 吉日  出張先より


                            矢坂 ゆうげん 拝