馬っこたちに久しぶりの、どど~んとプレゼント^^
(そんなのより、ボクのごはんは? byジャガー)
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前回の伝票控え見たら、正月明けだったから、半年以上ぶり。
 
そうだ。前回は、シーガイア・ウマイルの正月の売り上げで馬たちに還元したんだった。
 
今回は、夏休みの売り上げ、去年よりは少し落ちたけど、それでも馬たちも頑張ったから、馬たちにバック。
 
高齢馬が頑張ってくれているからね。当然だな。
 
少しでも、老化を遅らせるためにね。(あ、若馬にもあげるけどね)
お互いアンチエイジング、頑張ろうね(笑)
 
馬っこたちは、目指せマックス爺だぜ(^_-)-☆
 
 
 
話変わるけど。。。
 
よく通る道端に、居酒屋さんなんだけど、檻に入れてイノシシを飼ってるところがあって。。
 
はじめはウリ坊だったのが、当然次第にでかくなり、最近では檻が窮屈そうに・・・。
 
私は、そこを通る度、心が痛くなり、かわいそうに・・といつも思ってて。
 
で、先月の36,7度の猛暑日が続いた日も、そのステンレス?の床にお座りをした状態でフーフー呼吸してるイノシシを見たとき、遂に我慢ならず、動物愛護センターに連絡したのです。
 
ホースは水出しっぱなしで檻に突っ込んであったけど、その程度で暑さをしのげるわけでもなく。涼しいところに逃げることもできず。
 
せめて、こんな道端でなく、裏の日陰に連れて行ってくれたらいいのに・・・。
 
指導されたのかな・・・心の片隅には気になってたけど、毎日に流されて忘れかけてた先日、愛護センターから電話が。
 
そこの飼い主は、散歩もしてるしとても可愛がってるので、ぜひとも私と会って話をしたいと。
(今頃!?笑)
 
いいですよ、と。昨日、都合つけて、行ったところ。
 
想定内だったけど、家族総出でお出迎え(笑)
たぶん、どんなヤツが保健所にチクったんだ!?顔がみたいわ、ということでしょうね、笑
 
そして、飼い主らしき親父さんが、いろいろと話し始めて、とても可愛がっているんだと。
 
そして、散歩のこと。イノシシのどこに首輪をつけるの?ハーネスじゃあるまいし・・と一番聞きたかったことなんだけど、やはり、小さい頃はしてたけど、最近はしてない、でも、たまに朝、人がいないときに放す、とのこと。(どのくらいの頻度なのかは聞かなかったけど・・)
 
興奮しなければ、檻に帰ってくる、興奮すると、車にもものすごいスピードで突進したことがある、と。大きいトラックが苦手、と言ってた。
 
私が言いたかったのは、見世物のように道端に置くんじゃなく、せめて裏においてあげて、と。
 
このイノシシも最後には食用に殺されるらしい。息子さんらしき人もそう言ってた。
 
ペットじゃなく家畜として認識するならそれを虐待とは言わないけど、人目につかず、せめてストレスが少しでもない暮らしを最後の日まで送らせてあげてほしい、とは伝えたけど。
 
親父さんとの雑談の中で、私も、動物関係の仕事をしてる、だからいつも動物の立場になって考えてしまう、イノシシのことも理解している、幼少の頃、冬に父がいつも猟で捕れた猪を捌くのをみてたから、親戚のおじさんもイノシシを繁殖して食用にしてたけど、そこには広い放牧地があった云々、、いろいろと話した。
 
 
親父さんは、裏に置くと、えさをやるだけになるから、ここまでなつかんかったわ、と笑う親父さんには、確かになついていた。
 
檻を開けて見せてください、写真撮るからというと、開けて撫でる親父さんにはじーっとして目を細めるような穏やかな表情を見せて、たしかに可愛がられているんだろうなあと感じた。
 
うちは何十種類の動物を飼ってるけどこんなにきれいに世話してるとこはないですよ、昨日もペットショップの人がきて言われましたよ、と若いお兄さんは言ってたけど、それは自慢でもなんでもなく、当然のことですよ。まして飲食店やってるんだから、よそよりきれいで当たり前でしょう、、と言いたかったけど、喧嘩腰に話してきてたので、言わなかったけど(笑)
一部分しか見ない人が虐待と言ったり、ネットにクレームがたくさんくるとも言ってた。
 
そして、このイノシシは家族にしか懐かないんですよ、と自慢げに言ってたのだけど、そのお兄さんが檻に近づくと、途端にイノシシは頭を振り上げ、威嚇しだしたの。
 
お兄さんがコォラ!と怒ると、余計に興奮しだして、ブヒーッと啼く始末。。
 
私は、親父さんと雑談をしながらずーっとイノシシを観察していたんだけど、お兄さんに対して怒り、小さい目を見開き、毛を逆立てて、短い尻尾を振り、頭を振り上げ、もし、檻がなかったら、宙に放り上げられるんじゃないか、という絵まで浮かび上がってきたから。
 
幼い頃、猪犬訓練所に、猟犬連れて父親について行ったことがあって、その時、百戦錬磨みたいな大猪が、若い猟犬を軽々しく宙に放り上げたのを見たからかね。
 
なんでそこまでこのイノシシは怒るんだろうね。
きっと、そのお兄さんは、普段は何もしないから近づいたんだろうけど、きっと、その時の、お兄さんの負のオーラをイノシシは感じ取っていたんだと思うよ。
私に対して、敵対心というか、イライラモード全開だったからね(笑)
 
野生の動物の勘は家畜以上だと思う。馬でさえ、ものすごく気を読むからね。
 
そして、そのイノシシが、どうしていつもお座りをしてるのかもわかった。
 
後ろの蹄がすごく伸びすぎてて、ステンレスの床でつるつる滑って踏ん張りがきかないの。
 
しょうがなかったんだね。最初はベニヤを張ってたけど、すぐ剥がされたと言ってたし。
 
まあ、結論、分かったのは、このイノシシは、確かに可愛がられてはいる、そしていつか食用にされる、ということ。
 
私は、過度な動物愛護団体もどうかと思うから、もう、この件に関してこれ以上立ち入ったことは
言わないようにするけど、せめて、あのイノシシが、命尽きる日まで、幸せを感じて暮らしてくれたらいいなあということだけだなぁ。
 
でも、鶏も豚も牛も、かわいいと言っても美味しいともいうから、ほんと、人間て矛盾してるよね。
 
私も、よく考えたら、何が正解なのかわからなくなってきた。。