「闘将ダイモス」第23~24話(スカパー・629CH)
本作も後半だが、なぜかギャグ話が二本続く。
余りにシリアスで重い展開が続いたため、緩和策としてこういう構成がとられたかどうかは謎だが、ギャグ要員にスポットを当てた点は評価できる。
まず第23話はおかねさん主役回。花嫁衣装を検索するおかねさんをナナが目撃、鬼頭とくっつけようという魂胆だ。
この騒動はダイモビックの一同どころか三輪長官を巻き込むまでに発展、さらにその最中にリヒテルの命令でライザ将軍が直に出陣する。
前述の通りギャグ成分が強いせいか、ライザ将軍も変顔や撃墜脱出などのギャグ描写も目立つ。
ラストもナナの勘違いオチだが、これまでの展開を考えたら予想もつかないずっこけオチだった。
第24話はカイロ君の主役回。
自分をバカにしたナナに報復すべく服の写らない(つまり裸を撮影できる)カメラを開発。
だがこれはロボの装甲板が写らなくなる(内部構造を把握できる)カメラだった。
しかしこれにより、ナナは今度の戦闘ロボが自爆メカであることを見破り、爆発に巻き込まれそうになったダイモスは九死に一生を得る。
うまい具合に伏線回収した回ではあったが、ラストの野郎の入浴中の盗撮オチとか誰得やねん?!