新型コロナウィルス関連雑感 (2022/4) | 趣味でやる投資 (株式/不動産/etc.)

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東京・愛知で2拠点生活の氷河期世代です。株式、不動産などの投資、PCやスマホ、車、クレジットカード、コイン、他自分の興味のある話題を自身の頭の中の整理も兼ねて投稿したいと思います。アメブロとtwitterを併用していて、ブログの更新・チェック頻度は週1~2くらいです。

およそ1年ぶりの話題になりますが、新型コロナウィルス関連の情報をまとめたいと思います。

 

 

 

 

 

(1) コロナ対策全般

 

1月21から東京都などで発令されていたまん延防止重点措置が3月21日で2か月ぶりに解除されました。今年に入った頃からオミクロン系統株のBA.2が主体となり、第6波がピークを迎えた後も新規感染者数がかなり多い状況が続いており、第7波が来るのではないか(あるいは既に来ているのではないか)とい声もあります。

 

 

これまでやっていた緊急事態宣言、まん延防止重点措置によって感染の波が抑えられたという見方もありますが、やってもやらなくても同じような収束経過を辿っていたという考えもあり、その効果は定かでありません。特に後になればなるほど政府や行政が何も対策をしないとまずいから・・という理由だけで形だけやっていた感も否めません。

 

 

消毒、パーディション、ゾーン分離などの感染対策、医療キャパシティーの拡大、オンラインでもできる業務を極力そうしていく流れは歓迎されるであろう一方、経済・社会活動を抑制していわゆる自粛の方向にもっていく対策はどういう病気か未知数であった2年前の初期ならばともかく、今では百害あって一利なしの状況に思えます。

 

 

SDGs(持続可能な開発目標)が叫ばれている昨今ですが、自粛を主体とした対策は国民・社会が疲弊しきっている中で明らかに持続不可能であり、コロナ対策の分野こそ速やかに策定されるべき分野だと思います。

 

 

(2) ワクチン

 

国内での接種で用いられるワクチンは現状で米国のファイザー製とモデルナ製の2択です。1回目と2回目の摂取では個別接種がファイザー製、職域摂取がモデルナ製となっていましたが3回目の接種では個別接種で希望のメーカーを選べるようになりました。

 

 

3回目接種の効果については諸説ありますが、厚労省のページによれば一定の中和抗体価上昇と重症化予防効果があるとされています。

 

 

 

1・2回目と違うワクチンを打つ交互接種(ファイザー×2→モデルナ、もしくはモデルナ×2→ファイザー)ではいずれのパターンでも抗体価が3回とも同じワクチンの場合より上昇するという報告(厚労省資料)がある一方、副反応もより強く出る傾向があるように思われます。

 

 

来月から早くも4回目接種が始まるという話もありますが、副反応や未知のリスクに対しての効果(特に感染予防効果)を疑問に思う意見がでてきており、政府の動きについていく人は徐々に減ってきているようにも感じます。

 

 

(3) 治療

 

元々他の疾患の治療薬であるアビガンやレムデシビルしかなかった頃と比べると選択肢が広がりつつあります。

 

 

昨年夏には「中和抗体(抗体カクテル)療法」が承認され、数が限られるため使えるのはリスクの高い人に限定されますが重症化・死亡抑制や症状改善を早める効果が海外で証明されています。

 

 

最近の話題は飲み薬の承認で、米国の「ラゲブリオ」と「パキロビッドパック」が特例承認されており、いずれも入院や死亡の抑制効果が示されています。国内では塩野義のコロナ内服薬が承認申請されましたが、こちらはウィルス自体を減らす効果が認められたものの症状改善や重症化抑制効果が証明されておらず、承認は難航しています。調査数を増やす必要がありそうです。

 

 

もちろんしっかり効果がある事が重要ですが、抗原検査やPCRで陽性となった人が誰でも処方が受けられるようになるとコロナ対策もかなり変わってくるんではないかと思ってます。