この時期、書店を訪れると
就活生向けの本の多さに驚きます。

30代~40代、さらに上の世代。
あるいは再雇用、出産・育児を経験した主婦、そして主夫、。

キャリア形成、キャリア・シフトという側面から見ていくと、就活は大学生だけの問題では、ないという気がします。

卒論が「カウンセリング・マインドを活かしたキャリア形成に関する考察」

だった私も、何度か転職を経験しましたが、かなり苦労しました。
それは転職自体で苦労した、
というよりもそれは、

「自分との和解の仕方」


「自分自身との折り合いの付け方」

だったと思います。

卒論は、書いてるうちに、幸福度や生きがい、生きる意味やら、仏教の思想やら、西洋哲学の文献を引っ張りし、
気づくと120冊を越えていました。

学務科の方に「哲学の科目がないのは、おかしいと思いますが」

と言ったら「一般入試で他の大学を受験してみては?」と、アドバイスをされたりしました(~_~;)

提出期限1週間を切った時、煮詰まって、近所に来た倉木麻衣さんのライブに行くも、論文のことしか考えられずライブどころでは、なかったのを覚えています。


それにしても、SPIやら各種適性テストや自己理解をし、『絶対内定』など分厚い本で自分を掘り下げていっても

なぜか、腑に落ちない満たされなかった思いは、何だったのかと思います。

空虚感、

そして、虚無感。


また当時の私は、次のようなことも
疑問に感じていました。


卒業研究→カウンセラー試験→キャリアコンサルタント試験、という、定番のコースを辿るうちに、そのシステムや問題点の多いこと、。

それら、自己理解テストを通じて


「本当の自分というのが、分かる」の

だろうか?

そもそも「自分というものは、ある」

のだろうか?

現在、Facebookとアメブロでも交流をさせている、コーチの鈴木真奈美さんは、日本の女性コーチでは最も優れた方だと思います。

本質というのを知っていると、講演会を聴いた時、実感しました。



この「自分探し」病から私が、抜け出せるヒントを頂けたと方だと思います。

私が自分で変わっているな、と思うのは、本にしてもメルマガにしてもカウンセラー、コーチの方のものは数人の例外を除き、ほとんど読みません。

なぜなら、それは

「すでに、私の中にあるもの」

だからです。

そして、それは誰の中にも

本来あるものだと思うからです。










iPhoneからの投稿