「誰しも、心の中にアウシュビッツを持っている。」
とV.E.フランクル博士は言いました。

そして

「あなたがどれほど人生に絶望しても、
人生があなたに絶望することはない」


心理学やカウンセリングの技法というものは、
ドイツで生まれアメリカで発展してきました。

私も、どの技法を学べば日本人にとって一番、
早い支援ができ効果的か、を調べてきました。
カウンセラーになる前、『カウンセリングの理論』
の考え方を、片っ端から調べていきました。

何日間か、筑波大学の中央図書館に通い、7~8時間
ぶっ通しで、国内外の理論や学会が掲げている考え方
を調べました。

使える!と思ったのは、

・家族療法/・マイクロ カウンセリング/・論理療法/・ナラティブセラピー/・ストレングスアプローチ/・解決志向型アプローチ/・T.A/・ゲシュタルト療法/・フォーカシング/等々、。

ボディーワーク系では・フェルデンクライス・メソッドは、
身体の自然治癒力をうまく引き出し、自力で痛みを除去する点において、
ヨガよりも効果的だと思います。

インプロヴィゼーションに出会えたことも、私にとって大きかったと思います。
なぜなら、理論や技法をいくら習得しても、タイミングよく

「相手に反応を返してあげなければ」意味がないからです。

PCのメモリーがいっぱいになって、動作が遅くなるようなものです。


ちなみに、精神分析はT.Aで代用できます。
学ぶ必要はないとは言いませんが、精神分析を教えられる
第一人者は、いないと思いますし、日本の現状を考えると
回復までに、時間がかかり過ぎます。

グループエンカウンターのワークは、インプロヴィゼーションで
すべてカバーできるという確信が私にはあります。


このように、理論好き、勉強好きなのは
私たち日本人の悪いクセでもあります(;^_^A



さて、今週末6月22日(土)13:00~17:00 
に、私の所属する「日本実存療法学会」主催の

定例講習会に参加して参ります。


とくに、3.11の震災以降、どうも欧米の楽観主義的な考え方が
私たち日本人に合わないのではないか?と、私は考えていました。

合わない、というより「ポジティブ心理学」を基本スタンスにする、
ことは構わないのですが、それらを理解、実行するうえでも
正反対のアプローチも知る必要があると思ったからです。

それが、この「生きる意味」すなわち「実存」を「社会的役割」のなかで
見いだしていくことだと思います。

今週末で、すこし急ですがご興味のある方には、気づきの多い会
になると思います。


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