君が星になるまで3 | Commentarii de AKB Ameba版

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    君が星になるまで/夢をあきらめない強さを持て!

 

 仕事がらみの出張だったので前泊。宿は3ヶ月前に予約した。劇場から徒歩5分。仕事は地下鉄で20分以上かかるところだったのにね。

 

 前夜。

 栄って一歩入り込みといいね。あんな店やこんな店でむふふな感じになって、めでたく泥酔。宿酔いぎみの朝を迎えて、仕事を速攻で片付けて、劇場の前に立つ。

 1年半ぶりの栄。

 

 今日は同伴者がいる。これまた4年前に博多でご一緒したA君。

 この数年ですっかり偉くなってしまったのに、ヲタ魂は忘れていない頼もしい後輩。推しはこじはるとぱるるとみるきーという、ちょっと切ないラインアップ。

 SKEはほとんど知らない。知っているのはJとだーすーだけだって。前者はともかく...

 

 17時15分劇場着。A君はちょっと興奮気味。こんな姿部下には見せられないよなあと思ったが、お前もそうじゃんなあ、俺。

 

 抽選は14順。それでも十分座れた。きれいな劇場だよなあ、ホント。

 座ってからトイレに行く余裕があるもんなあ。

 

 そしてオバチャ。おなじみMIXは打たないが、SKEコールは全力。

 一体感は秋葉のシアターよりは強いかも。

 

 そしてはじまった「青春ガールズ」。

 その瞬間、僕らはあっという間に lazy boys に逆戻り。

 そうか、この曲は、こんなにも楽しい曲だったんだ。

 

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 恐るべし栄の研究生たち。

 知ってるメンバーいない時の僕のやり方は、とにかく広く見て目に飛び込んでくる子を探すのだが、次から次へと飛び込んでくる。おいおい、忙しいなあ、おい。

 もちろんばらつきはあるのだが、誰もが前のめり。流している子は一人もいない。

 

 最初のMCもいい。

 全員がちゃんとキャッチフレーズを作っていて、客を巻き込むような仕掛けになっている。他のメンバーもきっちりあわせてくるし。

 「知っている人はいっしょに言ってくれれば嬉しいです」とか、

 「私が○○と言ったら、XXと言ってくれますか」など、客に遠慮するような前置きは一切なし。

 「お前ら知ってるよな。当然合わせてくるよな」。

 「え、え、私あなた誰だか知りませんから」などというぽっと出遠征組のことなんかお構いなしだ。

 でもそれでいいのだ。軽い疎外感はスパイス。ここがどれだけ親密な空間なのかを肌で知ることができる。なに、口を動かしてうにゃうにゃやってりゃいいんだから。

 予習したけりゃ入場前に配られる出演者一覧を見れば、顔写真とキャッチフレーズのコール&レスポンスがしっかり載っている。親切だね。

 上に行くためには愛されなければいけない。

 愛されるためには名前を憶えてもらわなければいけない。

 そのためだったらなりふりかまわず何でもする。

 その努力を、本店の研究生が(いや、正規メンバーもだ)どれくらいしているんだ?

 「中学3年生15歳の...」だけじゃいつまで経っても覚えてもらえないぞ(いや、覚えるんだけどさ。それがいけない)。

 

 この中の何人が「星」になれるのかそれはわからないが、間違いなく全員が「夢をあきらめない強さ」を持っているように見えた。

 松村先輩のようなメンターが存在しないのがハンデキャップにならないのか心配していたが、どうやら杞憂だった。この子たちがきっと「次の(別の)SKE」を作って行くに違いない。

 

 また会いたい。

 A君も僕も強くそう思った。

 

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 倉島杏実

 最初に視界に飛び込んできた。

 お! こどもがいるぞ! 

 そして動く。多動児なみに動く。後ろでも端っこでも、ちっちゃな体を大きく見せようと動く動く。そして表情。全ての歌詞に表情をつけようとして過剰。

 全く注目の集まらないところで,ロボットダンスしてやんの。脈絡無く。

 いいぞいいぞ。動け飛べ跳ねろ。

 で、かわいい。プロフィールのアー写よかずっとかわいい。ロリ成分はないつもりなんだが、いい。

 惜しむらくは存在感とツヤが足りない。「Don't diturb !」のフラは盆踊りに見えたし、「打ち上げ花火」の浴衣は着るというより着られてた。

 しょうがない、11歳なんだもんなあ。と考えたところでJのことを思い出す。Jの劇場デビューも11歳だったんだ。うーん、改めて恐るべしJ。

 序盤客席がMIXを打つ時、彼女の口も打ってた。間違いなく打ってた。ヤツはヲタだな。

 お見送りで激励を、と思ったが小学生は定時退社してました。

 

 岡田美紅

 連れのA君が見惚れた子。何だかかわいくて鈍くさそうなおっとりしてそうなところがいいって。

 そんなこと言ってると化けた時びっくりするぜ。それが研究生を見る醍醐味。

 なんせメトロさんも大注目してるんだもの。

 この子もアー写よかずっとかわいかった。

 

 矢作有紀奈

 「青ガ」の鬼門はフラとフラメンコなんだが、それがどちらもきちんとできてた。

 「シンデレラ」は歌唱メンではなくダンスメンをみるべき、と勉強しますた。

 この人もアー写以上だった。

 

 深井ねがい

 うるせえにぎやか。

 島田と谷を足して踏んづけたみたいな子。

 実物よりアー写の方がかわいい。

 でも嫌いじゃないぜ。