3月15日、金子農園も参加している有限会社清末農場の株式譲渡が決定しました。
この決定により現在蜜柑の収穫をしている圃場(畑)が使用できなくなります。
なので後ろ髪ひかれる思いですが「みかんプロジェクト」による蜜柑の収穫が出来るまで
蜜柑の出荷をお休みさせていただきます。
父が小学生の頃に曽祖父世代が蜜柑栽培をはじめるために設立した会社でした。
もちろん僕が生まれたときも蜜柑を栽培していて
蜜柑収穫を小学生のときから手伝ったり
山でカブトムシやクワガタムシを捕まえに行ったりと
なかなか良い体験をさせてもらいました。
近年では、農業人口の高齢化の影響を受けて
構成人員の平均年齢が70代後半にまで跳ね上がり
栽培面積の低下や山の管理が出来ないなど様々な問題に直面していました。
改善に向けて組合員の方々と話し合いを重ねていましたが
会社所有の土地がかなり広く(東京ドーム約6個分)
将来的に全ての土地の管理をやっていくことが個人レベルでは、無理と判断して
今回の決断に至りました。
金子農園のロゴにもある蜜柑の出荷を一時でも中止することは、
不本意ではありますが、このタイミングで株式譲渡が決まったのも
開墾をはじめた小月圃場をしっかりとした形にするためだと思い頑張りたいと思います。