【課題本47】古事記 | 【新潟・長岡】基礎をおさえてうまくいく!阿部夢子のブログ

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古事記 橋本治

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これはタイトル指定の課題本ではなく、

「異なるジャンル・作者の小説30冊」の一冊として読みました。

川本ひろえさんがFBでおすすめしてくれたんだけど、

期待のはるか上をいく面白さでした。笑

 

 

古事記って、日本人なら誰でもタイトルは知っているじゃないですが。

興味がなくても「なんか昔書かれた本?」くらいは知ってる。

実は私、歴史とか昔のこと全般に興味が持てなくて、

古事記についてこの本を読むまでそういう状態でした。

なので、NO知識。

 

 

この本は「少年少女古典文学集」というシリーズのうちの一冊で、

古典文学を様々な方が翻訳して読みやすくし、子供でも読めるようになっているものです。

シリーズ第一作のこの古事記は、橋本治さんの翻訳。

非常に読みやすかったです。

 

 

いや〜古事記って、おもしろいんだね!知らなかった!!

古事記は上中下の3巻から成るらしいのですが、ここに書かれているのは上巻の内容。

日本に最初の神様が生まれてから、神武天皇が生まれるまでの話。

つまり、神様たちの『神話』です。

 

 

何が面白いかって、神様たちの破天荒な振る舞いのオンパレード!

「え、そこから生まれたの?」

「え、そんなことやっちゃう?」

「え、それでも神様?」

「それはダメでしょ!」

読めば読むほど頭の中に「!?」が生まれてしょうがない。

これは現代の小説を読むだけでは知り得なかった、新たな世界です。

すみっこに書いてある豆知識みたいなコーナーもおもしろい。

 

 

古典文学苦手〜とか、歴史苦手〜興味ない〜とか思っているあなた。

ぜひこの本読んでみてください。

日本で考えられている神話を知ることができるのはもちろん、

『これが書かれた8世紀頃の当時の人』のこともぼんやり考えることができる。

私が「!?」と感じたことも、その当時の人はすんなり受け入れたんだろうか?

一度、その当時の人と意見を酌み交わしてみたいものです。

 

 

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