今回はかなり動物達の迷子が増えたようで…迷子の張り紙を見る度に心が痛くなりました。
震災が起きた当時はとにかくうちの子たちが部屋のどこにいるかをまっさきに確認しました。
猫というのはとにかく狭い場所に逃げ込みます。
こればかりは備えていてもどうすることはできません。
下記に万が一が起きた時のために普段からの注意を書いていきます。
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①隙間を作らない
とにかく私が普段気をつけていることです。
猫ちゃん達が入ってしまいひっぱり出せない場所をとにかく作らないこと。
ベッドの下や隙間は何らかの方法で入れないようにしておいてください。
隙間に入ってすぐにひっぱり出せない様なところは大きく揺れる中もう対応出来なくなると考えてください。
揺れる中、自分もパニックになっている中そんな場所から助けることはかなり難しいです。
棚の後ろに行ってしまったりしては最悪です。
普段押入れに隠れる子でも寝る前には扉は開かないように、入れないようにする、などしてください。
何度も言いますが揺れてる最中時間がかかればかかるほど、家の中にいる時間が増えれば増える程飼い主さんにも猫ちゃんにも生存の可能性が低くなると思ってください。
②キャリーは別に折りたたみの物を買っておく
うちには2匹いるのですが2匹入っても少し余裕があります。
飼ってる匹数にもよるのですが、一匹一匹ケージに入れていくことは困難です。
2匹までであればこれ位の中型犬用のケージで充分だと思います。
1匹でも少しゆとりのある大きいケージを準備してあげた方がいいです。
思ってる以上に猫たちは怯えストレスを感じてしまいます。
車の中など自由にしてやれる空間があるなら一時的にでも狭くていいと思いますが長時間ケージに入れておくなら大きいものを選んであげてください。
でも、普段からそんな大きいサイズのものをおいておけないと思うので折りたたみタイプをお勧めします。
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③人間の備えと一緒に猫ちゃん達の備え
これも準備しておいてあげてください。
季節を選ばず少量ずつ与えられるパウチタイプが場所も取りませんし数が準備できてオススメです。
療養食が必要な猫ちゃんであれば別に準備しておいてください。 うちはロイヤルカナンのpH0が必須なので準備してあります。
④トイレの砂は固まる砂を!
うちは普段このアイリスの砂トイレを使用しています。
それをビニール袋に入れて
災害時にはそのままトイレとして使用できますし、必要ない時は蓋をしておくこともできます。
また固まる砂をオススメするのは万が一人間も使用することができるからです。
ほとんどの方が固まる砂だと思いますが、災害用に別に準備をしておいた方がいいです!
トイレができない事で猫ちゃん達が膀胱炎、ひどい時はそれ以上の病気になってしまう可能性があります。 少しでもストレス軽減のためにトイレの確保は考えてあげてください。
⑤猫用リードを準備
猫ちゃんの匹数分リードを準備しておいた方がいいです。 車の中だから大丈夫と思いきや、少しの隙間でも猫ちゃんは脱走しようとします。
猫ちゃんにとってはリードなどストレスになるかもしれませんが脱走して離れ離れになることを考えたら、ケージとリードとしっかり二重に対応しておくことが大事です。
リードも写真の様に服?のタイプの方が体のやわらかーい猫ちゃんでも逃げにくい様ですよ。
(我が家は紐?タイプではすぐに抜け出されました…)
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以上です。
猫ちゃん限定になるかもしれませんが特に猫ちゃんと一緒に住んでいる方は①について日頃から気をつけてみてください。
今回の震災では本当に①の事は実感しました。
揺れる中、また少し揺れが収まった中怯える猫ちゃん達を捕まえ、車に放り込み、荷物を取りに行く、本当に大変なことでした。
また次揺れがいつ起きるかわからない。
家がどうなるかわからない。
早く逃げ出さなきゃ!と大慌てでした。
捕まえることに時間がかかっていたならどうなっていただろう、と本当に思います。
日頃の備えと同じ意味で猫ちゃん達を守る方法も考えてあげてくださいね。