───身体に心に一度ともった熱が半分
───恥ずかしさと緊張ととまどい半分
「……ユノ?…あの…シャワーとか?」
「………………。」
「ユノ…!!……聞いてる?」
「……このままでいい。朝、シャワーしたじゃん。」
「……朝、って。…もう、夜なんですけど……。」
「……だって、おまえ…逃げるだろ?」
───確かに、…今、熱を冷ましちゃったら…もう…無理。
何も言わない僕を勢いよくベッドに押し倒すユノ。
「ちょ、…ちょっと、待って。…え…っと、喉…渇きません?」
自分で自分が何言ってんのか分からなくなってきた。
「……ったく。…往生際悪いぞ…。」
───僕もそう思う。
でもさ、人って緊張すると饒舌になるって言うよね。
「…あ、あのさ、…ミノの事。お礼言わなきゃ、って、ずっと思ってて。」
「……だからさ、今、それ言う?」
──って、今のユノの言葉で思い出した。
「…そうだ。待って、ユノ!!」
僕の上に覆い被さって首筋におりてきたユノの顔を両手で引っ剥がした。
「………チャンミナ────!!」
苛々するのは分かるんだけどさ、…これだけは聞いておきたい。
「ミノにさ…今はユノに一歩リードを許してるけど…って、意味ありげに言われたんだけど、…。ミノに…なんて言ったんですか?」
───ユノ?……目線が泳いでない?
「……ユノ?正直に…お願いしますよ。」
ユノの目をじっと見つめて、ことさらゆっくり問いただしたら、…あ、ユノ。……開き直ったな!……僕の頬を撫でながらあっさりと言う。
「…ん?…キス、したって言っちゃった。」
「……!!///////」
──────信じられない!…あれだけ、頼んだのに!!
「……しょうがないじゃん。…俺、…ミノには嘘つきたくなかった。あいつが正直に気持ち見せてくれたのに…誤魔化すことなんて出来なかった。」
─────ユノ。
その真っ直ぐなところが、ミノの心を開いたのかな?
あの夜に…ミノといっぱいいっぱい話した。
憑き物が落ちたようにあっさりと、…ヒョンを独り占めしたいくらい本当に好きです。って笑顔で告白したミノ。
返事に困る僕に、…分かってる、って。
「……実は僕。……全部、知ってたんです。ミノが…鍵を閉めたことも…。僕と近しくなった人達にミノが何したのかも。」
「………ミノのやった事なら、全部許せた。……許せた気でいた。」
「…それが、ミノを追い詰めていたのに気づきませんでした。」
「全部…ユノのおかげです。……ユノが…ミノと僕を解放してくれたんです。」
────どんな話がミノとユノの間であったのかは分からないけど…あのミノのすっきりした笑顔は…ユノ?……あなたのおかげなんですよね。
「チャンミナ…。俺は別に何にもしてねーよ。…ってかさ、これでミノとおまえの絆が強くなっちゃったなら、…余計な事した?って、今、後悔してんだけど。」
「ふふっ…。…嘘ばっかり。」
…………愛しさがこみ上げる。
ユノの首筋に両腕を回してゆっくり引き寄せた。
「……ユノ。……ありがとう。」
眩いほどの明るさに、真っ直ぐできれいな心に…僕はいつもいつも救われる。
……好きで好きで、…ユノにもそんなふうに想われたい。
あなたが好きで堪らない僕に…僕はいつかなれるのかな?───────
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あれ?あれれっ?
話し合いになっちゃったよ(‥;)
私の妄想話はほとんど何も考えず、私の脳内を勝手にドラマのように動いてる妄想の2人を分かりやすいように文章にしてる、って感じなので…予定通りには動いてくれません(^^;)
ごめんね。momokoさん♡
昨夜も格好良かった(//∇//)
いろいろなツイ情報にニマニマしちゃう♡