左手を怪我した以外は、ただの寂しい一日のはじまり。
孤独を選んだのは自分。
選べるだけ大した孤独じゃない。
自業自得。
でも何の落ち度もないのに孤独を背負ってきてしまった人もいる。
二人なら孤独じゃないと信じている人がいる。
僕は二人でも孤独はなくならないと思っている。
僕が間違っていればいいのにね。
肌の触れ合いだけが孤独を一瞬忘れさせる?
それは間違いだと、まだ思っている。
天気が良かったら、何処かの山に紅葉を見に行きたかったな。
そらを見上げてぼーとしたい。
きっと阿呆面だから、誰も来ないところで、ひとりで。
いくつになっても世界はわからないよ。
右手は無事なので原稿は書ける。締め切りまであと二日。