このブログの目的は、自分が「覚醒」したプロセスを書き綴ることですが、ちょうど大学に入った時に感じたことで、今回話題にしたエホバの証人の「外国語奉仕」にも関連することが1つありますので、外国語奉仕つながりで、私が知っていることをもう1つ書いておきたいと思います。
それは「言語訓練コース」についてです。
皆さんは、90年代の終わりから2000年代の初めころに、日本の(そしておそらく世界中の)エホバの証人支部が、「言語訓練コース」というのをやっていたのをご存じでしょうか。
(あるいは今もまだやっているのでしょうか?今もあるのかどうか私は知らないもので。)
これは、2週間程度、新しい外国語を勉強したい兄弟姉妹たちが参加する外国語の勉強課程で、教訓者は外国語会衆で経験を積んだ兄弟たち、という触れ込みで、この2週間で基本的かつ「応用が利く」、専門的で特殊な外国語の勉強方法を学び、その課程を修了した兄弟姉妹たちが、その後外国語会衆に派遣される、というような取り決めだったと思います。
ギレアデを卒業して、各国に派遣された兄弟姉妹たちは、任命後の最初の期間、集中的に言語を勉強する課程が設けられていて、その内容は、基本的には「野外奉仕」で最初にする証言の方法や、簡単な再訪問・研究司会の方法がメインであったと思います。
そして、元宣教者の経験を持つ日本人の外国語会衆の兄弟の中には、この課程を真似した外国語教室プログラムを自分で作って、「元宣教者ステータス」を活用し、多くの兄弟姉妹を生徒にしてビジネスにしている人もいましたが、
べテルが「正式な取り決め」として、言語訓練の課程を作り、ほとんど外国語を勉強したことがない人でもほぼゼロ状態から参加できて、
上に書いたとおり、効果的な外国語の「勉強方法」自体を学ぶので、それを活かせばその後もどんどん効果的かつ短期間で外国語をマスターできる、そういった建前であったように記憶しています。
私は、この「言語訓練コース」が始まったころにはすでに真理から離れ始めていたので、この取り決め自体には参加しませんでしたが、
「言語訓練コース」が始まるしばらく前に、
「言語訓練コースの教訓者を訓練するコース」というものがべテルで開かれました。
私の尊敬していたパートナーのT兄弟もこのべテルでの課程に招待されましたし、
親しかったほかのべテルの兄弟たちや野外の立派な兄弟たちも何人か招待されていました。
私はこのべテルでの「教訓者コース」を本格的に始める前の、直接英語だけで行われた教育課程に参加したことがありましたので、この「言語訓練コース」について自分が知っていること、思うことを書いてみたいと思います。
※実際にこの「言語訓練コース」に参加された方が感想とかをコメントしていただければ、とてもうれしく思います。