うつ伏せでつま先を立てて背骨を押し引きすることでだんだんと足首が柔らかくなります。この一見単純な動作が背骨を柔軟にして骨盤が軽く持ち上がることにびっくりされたかもしれませんね!
膝を曲げたり伸ばすときにもっとも膝関節に無理がない方向性は背骨に伝わる力が最大になるときなんでしょうね。
背骨に伝わる力は生物の動作にとってとても根本的な動きです。赤ん坊はこんな動作をすることでうつ伏せから四つ這いさらに高這いへと姿勢を変えることを学んでいきます。
この観点から見ると、ヨガでアップワードドックとかダウンワードドックとか8点のポーズとか言われるポーズがどのように連続して変化するかが分かってきて興味深いですよね。
そして、これを理解すると背骨の上下の動きを使って体幹を布のように前後にはためかせる動作が楽になってきます。
AY#422 イルカのポーズの立ち方を学ぶ